夏休みシーズンが来ました。この時期、お子さんの宿題が悩みの種、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。本来、宿題は子供が自力で終わらせるべきものですが、その結果何もできなかったら寧ろ逆効果です。親が手伝う事で、親子の絆が深まることもあり、日頃お子さんと共同作業したことが無い親御さんにとっては、親子の絆を深める絶好のチャンスになり得ます。
しかし、親とて万能ではありません。特に「自由研究・工作系」と「読書感想文」が難関、という人が多いように思います。”手先が不器用”或いは”文系脳”と言う方は「自由研究・工作系」が苦手でしょうし、逆に文章を書いたり、考えたりするのが苦手、と言う方は「読書感想文」が苦手という事が多いと思います。
この記事では、そうした親御さんの為に、「夏休みの宿題」特に「自由研究・工作系」と「読書感想文」に重点をおいて、カンタンな攻略法をご紹介したいと思います。また、「日記系」・「ドリル系」についても簡単に触れたいと思います。
◎親子の絆が深まる
◎共同作業を通じて子供の協調性を育む
◎親にとっても小学生生活を追体験できる
◎完成させる喜びを感じさせることが出来る
不器用でも大丈夫!「自由研究・工作」攻略法
こうした場合の十八番は、得意な人の支援を受ける或いは、知恵を借りるです。
雑誌の活用は難しい
例えば、「多摩六都科学館」こちらでは夏休み期間の土日に小学生参加型のイベントがあります。もう締め切られているイベントもありますが、幾つか例示します。
多摩六都科学館の2020年夏のイベント例
イベント名 | ビー玉けんびきょうをつくろう |
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開催期間 | 8/13~8/16(1日全6回) |
時間 | 15分(開始は10:00から1時間ごと1日6回) |
対象 | 小学生低学年(午前)・高学年(午後) |
参加 | 高学年は子供のみ。低学年は保護者同伴(2人一組) |
材料費 | 一人100円(低学年は親と二人分で200円)※入館料別途要 |
申し込み | 当日参加券(先着順) |
さいたま市青少年宇宙科学館の2020夏のイベント例
こちらはさいたま市になります。
つくるもの | ぐるぐる地球ごま |
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開催日時 | 8月1日(土)~8月8日(土)(休館日以外) 10:00~11:30、14:00~15:30 |
参加費 | 100円※入館料別途要 |
対象 | 制限なし |
申し込み | 当日参加券購入 |
つくるもの | 星座レジンキーホルダー |
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開催日時 | 8月9日(日)~8月16日(日)(休館日以外) 10:00~11:30、14:00~15:30 |
参加費 | 100円※入館料別途要 |
対象 | 制限なし |
申し込み | 当日参加券購入 |
「自由研究」対策のまとめ
躓いたときにすぐ支援を受けられる
材料も準備されているので手間がかからない
材料費込々で安くてサイフに優しい
場所を選べば周囲とかぶる可能性がひくい
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「読書感想文」の効果的指導法
これは素直に感じた事、想った事を書くだけなので、本来テクニックは要らない筈なのですが、優劣を決められる(入賞とか)以上、仕方が無い面もあります。ただ、親がイニシアティブをとってしまうと、肝心の子供らしさが失われますし、介入はほどほどにしましょう。
感じた事、想った事を列挙させる
感想文なのにあらすじを長々と書いている感想文がありますが、それは高い評価は受けませんし、子供の感性を育むことにもつながりません。そういう傾向があった場合は、まずそこを直しましょう。それを防ぐためにまず、その本を読んで強く感じた事、強く想った事を3つづつ位挙げさせましょう。
肯定感情の場合はストーリーの先を想像させる
ストーリに対して、感じた感情が肯定的な感情だった場合は、話の先を想像させましょう。「この登場人物たち」は、この先こうなるんじゃないか、という想像をさせることで、感性を育むことができます。
否定感情の場合は「自分ならこうする」
逆に感じた感情が否定的な感情だった場合は、「自分ならこうする」という主体的な想いを考えさせましょう。現実逃避じゃなく、問題を解決させる方に誘導しましょう。
文章の組み立ては例を作成する
慣れていない子供の場合は、感想文全体の設計図を創ってあげて、中身を自分の言葉で埋めるように指導しましょう。但し、見本として完成品を渡すのはキケンです。
主役はあくまで子供ですが、何を書いていいかわからない場合は、親がサポートしましょう。
解説文や説明文ではなく、感想文であることを分からせましょう。
子供が自分が感じた事、想った事を書き出させ、それを文章として整理するのを手伝いましょう。
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負担を小さくする方法(日記系・ドリル系)
これはオーソドックスに毎日コツコツやりましょう、という事ですね。
さいごに
夏休みの宿題を手伝う、というと少し気が重いかもしれませんが、それを通じて親子の絆を深め、子供の成長を促す事が出来ます。