Buddy Daddiesとは
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アウトライン
受けた仕事は確実にこなす。そんな凄腕男2人組の殺し屋バディが、ひょんな事から天真爛漫な4歳の女の子を引き取り共同生活をするハードボイルドアクション&ホームコメディ。
変わる?P.A.WORKSのアニメ
2022年あたりから、P.A.WORKSのアニメに変化を感じられるようになりましたね。代表的な作品は次の2つでしょうか
パリピ孔明
- オリジナルではなく原作がある
- 音楽面でエイベックスと協力する
今までも『有頂天家族』のような小説を原作とした作品は幾つか手掛けていますが、漫画原作で、映像ではなく音楽に訴求力のある作品としてP.A.WORKSの中では異色の作品でした
アキバ冥途戦争
- Cygamesと手を組む(ウマ娘で過去にもあり)
- Plottの比企能博をシリーズ構成に
少女たちが物語の中心となる「お仕事(働く女の子)シリーズ」の系統のように思わせて、バイオレンスとシュールさを前面に出した作品でした
そして今回の『Buddy Daddies』は・・・?
ストーリー原案・シリーズ構成にニトロプラス所属のシナリオライター下倉 バイオを迎えて、上記2作品と異なる部分で、今までのイメージを変える作品になっています
上記2作品は、十代・二十代の女性がメインキャラにいました、メインキャラに十代・二十代の女性が存在しない作品になっています
男二人と女児がメイン
十代、二十代の若い女性ではなく、二十代の男二人と4歳の女児がメインキャラです
来栖 一騎:愛から逃げた男
- 28歳の殺し屋。
- かつては家庭を持っていて、妻は子供を身籠っていたが、誕生する事は無かった模様。
- 仕事のせいで妻を亡くしたと公式に紹介されているが、何者かの女性にお金を渡すようにしている模様(但し、受け取ってもらえない)
- 家事全般得意で好き。ギャンブルと女性も好きで、収入をすぐにギャンブルで溶かす描写もあり。
- 女性にモテるようでそれを仕事にも活かしている。
- 仕事の取引、情報収集・計画立案・事前準備はほぼ一騎が一人でこなす。但し、実行は零がメイン
諏訪 零:愛を知らない男
- 25歳の殺し屋。
- 口数は少ない
- 身体能力が高く、格闘・射撃は業界でもトップクラス
- 生家は裏社会で有名なファミリー
- 殺し屋として英才教育を受けてきた
- 普段は引き籠ってゲームばかりしている
海坂 ミリ
- 4歳の物おじしない天真爛漫な女の子
- 父親は一騎と零のターゲットになった、人身売買組織のボス
- 母親はその愛人
- 父親に初めて逢いにいったパーティ会場で一騎に引き取られる事になる
そして三人の他にもう一人
九棋 久太郎
- 32歳
- 表向きは喫茶店「ヤドリギ」のマスター
- 裏の顔は、殺しの斡旋やサポートをする
メインとなるキャラが絞られているのは、キャラの深掘りをしたり、心情を繊細に表現するのにはいい感じでしょうか
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PIECE OF CAKE
簡単な仕事
「簡単な仕事」という意味ですね。1話の導入部で、来栖一騎と諏訪零が手際よく仕事をこなす模様が描かれます。カーチェイスもありながら、10人規模の相手を簡単に排除していく様を描き、来栖一騎と諏訪零のバディが如何に優れたコンビであるかを印象付けます。
しかし、そこに電話が・・・
© KRM’s HOME / Buddy Daddies製作委員会
海坂 ミリを預けている保育園からの電話でした
一騎パパ~。ミリちゃんお熱で~す。お迎えお願いしま~す(保育士)
会社員なんかは周囲に迷惑をかけてしまうので、気が引けますよね。導入部でこの様子が描かれた後、海坂ミリを引き取るきっかけとなった仕事に遡ります
バーリントンホテル最上階
海坂ミリを引き取るきっかけとなった仕事のターゲットは速水敦史
東南アジアからコンテナで密入国を請け負っている人身売買組織の大物ブローカー
ターゲットは普段は居場所を転々としているが、クリスマスの日にバーリントンホテル最上階を借り切ってパーティを開催するのでそこを狙う
- バーリントンホテルの職員の女性と来栖一騎が懇ろになる。女性がシャワーを浴びている隙に職員IDカードのデータをコピーする
- コピーしたデータで九棋久太郎が偽造IDカードを作成(これで建物に潜入できる)
- 速水敦史の妻がサプライズ好きなのを利用して、来栖一騎が会場にクリスマスケーキを持ち込むサプライズを偽装。九棋久太郎が変声機で妻の声色を創作して電話で護衛を騙す。
- ケーキを持ち込むワゴンに諏訪零が隠れてパーティ会場に潜入する
という手はずでしたが、父親である速水敦史に逢いに来た海坂ミリが、クリスマスケーキに惹かれて来栖一騎たちと同じエレベータに乗り込んで、計画が狂う
海坂ミリの乱入により、エレベータホールから銃撃戦になるが、諏訪零があっという間に護衛を倒し、速水敦史に迫ります。
自覚があったかどうかはわかりませんが、クズなので自覚が有っても同じ行動をとるでしょうね
確かに諏訪零は「ガキと一緒に射貫ける」と言ってましたね。
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「パパに逢いたい」
来栖一騎にとっては、「パパに逢いたい」というのはキラーワードのようです
回想シーン
© KRM’s HOME / Buddy Daddies製作委員会
「この子がね、早くパパに逢いたいっって」(来栖柚子=恐らく一騎の妻)
海坂ミリを速水敦史から引き離して、自分の所に来させるために、思わず「俺がパパだ」とウソをつく一騎。
海坂ミリが一騎に飛びつき速水敦史から離れた瞬間を狙って、諏訪零が速水敦史を撃ち抜く
悲劇の火種
しかし、事情はどうあれ海坂ミリにとって来栖一騎と諏訪零は父親の仇になるわけですね
悲劇の予感を漂わせることで、目が離せなくなる展開
捨て猫のエピソード
そして1話の序盤に描かれた捨て猫のエピソードが何かの伏線なのかも気になるところですね
捨て猫を拾って来た諏訪零。来栖一騎は、正論で諭す
最後まで面倒見れないなら中途半端に手を出すな(来栖一騎)
再びペットを元の場所に還す
© KRM’s HOME / Buddy Daddies製作委員会
愛してくれるヤツの所に行くのが一番いいんだ(来栖一騎)
一旦捨てるが、雪が降ると気になる来栖一騎はもう一度気にして観に行く。ネコはいなくなって缶詰を置く
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