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プロ野球

【石川昂弥減俸でハッキリした】「12球団どこに入っても同じ」論のデタラメさと「最低広島」騒動

「12球団どこに入っても同じ」論のデタラメさ

指名競合した高卒ルーキーで唯一減俸になったのは・・・

オペレーター
オペレーター
プロ野球の契約更改で注目すべき格差がでました。一昨年のドラフトで指名競合した高卒ルーキー3人が明暗を分けました
円城寺
円城寺
数字は全て”推定”なので、実は・・・、と言う可能性もありますが、この通りなら理不尽な結果ですよね
佐々木朗希 1600万円⇒1600万円(現状維持)
奥川恭伸 1600万円⇒1600万円(現状維持)
石川 昂弥 1500万円⇒1275万円(減俸

<一軍成績>

佐々木朗希 一軍登板なし
奥川恭伸 1試合 投球回数2回防御率22.50
石川 昂弥 14試合 36打数8安打
風雅
風雅
一軍で最も実績を残した石川選手だけが減俸になりました
ドロシー
ドロシー
しかもベースの年俸が一番低いにも関わらず、というところが格差を感じさせるわね

希望球団を明言する事が憚られる時代

オペレーター
オペレーター
球団間の待遇格差があるにも関わらず、最近は希望球団を明言する選手が少なくなって居ます
ドロシー
ドロシー
これはどういう背景があるの?
風雅
風雅
一つには裏金騒動が有りますよね。「お金で囲われているんじゃないの?」という邪推を受けたくない、というのがあると思います。もう一つは圧力ですよね。先ほどの「12球団どこに入っても同じ」と声高に叫ぶ人たち。入団拒否すると学校にまで抗議電話などがあるという圧力ですよね

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入団拒否を批判する人は選手を”人間”としてみていない

順位縛り

オペレーター
オペレーター
最近注目を集めているのは順位縛りによる入団拒否です。順位縛りをしている選手がそれ以下の順位で指名されて、入団を拒否したところ、”ナマイキだ”とか、”入団拒否するような選手は活躍できない”などと抗議電話が殺到した事がニュースになっていました
風雅
風雅
世知辛い話ですが、一般の会社でも有名大学出身の新人さんが最初から幹部候補であるように、プロ野球の世界でも上位指名と下位指名では与えられるチャンスに格差が有る場合があります。勿論、少ないチャンスをものにして下位指名や、育成指名からのし上る選手も一部いますが、大多数は淘汰されてしまうというのが現実です
ドロシー
ドロシー
どちらを選択しようと、その選手の価値観なんだから、他人がごちゃごちゃ言うのはオカシイよね。って言うか普通順位を無視して指名しないんじゃない?

広島カープ D1位栗林も二年前は順位縛りで指名見送り

風雅
風雅
殆どのケースは順位縛りを無視した指名はされないですね。だから表面に出ることは少ないです。今年指名された選手で言えば、広島カープ1位指名の栗林投手は2年前のドラフトでは2位以内という順位縛りの為指名されませんでした。
円城寺
円城寺
縛り順位以下で指名された例は他にもあるのですか?
風雅
風雅
例えば阪神の俊介外野手ですね
ドロシー
ドロシー
阪神のスカウトがそんなアグレッシブなことするとは意外!?
風雅
風雅
う~ん。ウソかマコトか現場のスカウトが、順位縛りを上層部に伝達するのを忘れていたという話です
ドロシー
ドロシー
すごいオチ

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『近い広島』と『遠い広島』

風雅
風雅
年末に、「最低広島」騒動と言うサイテーな騒動がありました。あれは「(出来れば地元の球団がいいが)最低(でも地理的に近い)広島(が良い)」(つまり広島が第二希望)という、某戦力外選手のお子さん(小学生)が、お父さんに近くにいて欲しいという願いから希望球団を口にした事を端緒に発した騒動です。
円城寺
円城寺
地理的に広島が近いから、広島がいい、という希望をした選手の例はありますか?
風雅
風雅
たくさんありますね。広島に入団できた例は津田恒実選手とかですね。ドラフト後のインタビューで「巨人がしつこかったので心配だった」と思わず本音を吐露しています。入団できなかった例は黒田真二(日本ハム1位を拒否)などでしょうか。逆に「広島は遠いからイヤだ」と意思表示した選手もいますし、様々ですね

<地理的に近いカープを希望してカープに入団できた例>

津田恒実 ⇒ 炎のストッパー

<地理的に近いカープを希望しながら入団できなかった例>

黒田真二 ⇒ 日本ハム1位を拒否

※いずれも故人

円城寺
円城寺
「広島は遠いからイヤだ」と意思表示した選手は、誰ですか?
風雅
風雅
有名なところでは現巨人監督の原辰徳ですね。原辰徳のケースは広島カープはドラフト1位で入札しましたが抽選で外れて、入団拒否にはなりませんでした
円城寺
円城寺
入団拒否に至ったケースもあるのですか?
風雅
風雅
史上初めて新人でMVPを獲得した木田勇ですね。彼の場合は、首都圏在住のご両親が病弱で近くに居たいという希望があったようです。広島カープが1位指名に入団拒否されたのは後にも先にもこのケースだけです
ドロシー
ドロシー
野球人の中にも”野球より家族が大事”っていう価値観の人がいてもいいんじゃないの?
風雅
風雅
どうも一部プロ野球ファンの中には、選手をリアルな人間とみていない人たちもいるようですね。まるで、ボードゲームの駒や、コンピュータゲームのNCPのように捉えているフシがあります
ドロシー
ドロシー
選手の個別の事情、親の面倒をみなければいけない、とか、子供を育てなければいけないとか、家族を大事にしたいという選手の価値観を無視しているのよね

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円城寺
円城寺
戦力均衡も大事ですが、選手の人間性を無視しては成り立たないですね

ドラフト希望球団の今昔物語

入団拒否は断然パリーグが多かった

オペレーター
オペレーター
先ほど木田勇選手の話題が出ましたが、入団拒否はパリーグの方が多い傾向があります。例えばドラフト1位の入団拒否では、セリーグ5人に対して、パリーグ22人と大きな格差がありました
風雅
風雅
昔はそれがあったので、「12球団どこに入っても同じ」という極論が有る程度肯定的に迎え入れられたのだと思います。確かに昔は、判で押したように”巨人”・”在京セ”という希望が多かった時期もあります
ドロシー
ドロシー
”在京セ”?
風雅
風雅
セリーグ希望というのは巨人戦があるからですね。昔は巨人戦がテレビで全国中継されていて、田舎の両親や親せき、恩師・同窓生などに活躍を見てもらうのには絶好の機会でした
ひとみん
ひとみん
在京というのは?
風雅
風雅
太田裕美さんの「木綿のハンカチーフ」じゃないですが、華やいだ街で楽しく生活したい、というのが昔の人の憧れだった時期があります。あと芸能人や女子アナなんかと友達になったり、結婚したりするのも昔は在京球団が圧倒的に多かったですね
昔は希望球団が偏っていた

巨人 ⇒ テレビ中継の多さ

在京セ ⇒ 華の東京で楽しい生活(木綿のハンカチーフか?!)

一時期西武 ⇒ 西武以外ならプリンスホテルという抜け穴

今は価値観がシフトしている

円城寺
円城寺
でも今はそんな事ないですよね
風雅
風雅
選手の価値観も変わって来ていて、ポスティングを認めない球団は嫌だ、とか、育成システムのちゃんとしていない球団は嫌だ、マスコミに騒がれたいから人気球団、逆にそっとしておいて欲しいから注目度の低い球団の方がいい、など自分の価値観にあった球団を選ぶ多様化が進んでいるように思えますね。もっともスタンダードな「地元がいい」、と言う希望は今も昔も変わらないようですが

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入団拒否をしてその後活躍した選手

オペレーター
オペレーター
入団拒否をして、その後プロ入りして、活躍した選手を何人かピックアップしました
長崎慶一(大洋1位) 阪神8位を拒否。トレードで阪神に移籍。
川口和久(広島1位) ロッテ6位を拒否
福井優也(広島1位) 巨人4巡目を拒否
新井宏昌(南海2位) 近鉄9位を拒否。トレードで近鉄に移籍。
福留孝介(中日1位) 近鉄1位を拒否
菅野智之(巨人1位) 日本ハム1位を拒否
江本孟紀(東映外) 西鉄4位を拒否
山田久志(阪急1位) 西鉄11位を拒否
門田博光(南海2位) 阪急12位を拒否
谷沢健一(中日1位) 阪急4位を拒否
平松政次(大洋2位) 中日4位を拒否
池田親興(阪神2位) 阪神4位を拒否
円城寺
円城寺
江本さんを除いて、殆どの人が評価(指名順位)を上げてプロ入りしていますね。先ほどの黒田真二さんのような例もあるので、様々ですが、これだけ沢山の人が入団拒否後、評価を上げてプロ入りしているので、”入団拒否するような選手はプロで活躍できない云々”が事実でないことがわかりますね。殆どがタイトルホルダーやそれに準ずる活躍をした選手ですが、例外が少し混じっているような・・・。まあ、一軍で主力として活躍はしてますけどね
風雅
風雅
池田選手は阪神を拒否して阪神に入団というネタですが、新井選手や長崎選手のように入団拒否した球団に移籍する例もあり、様々ですね。

 

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