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プロ野球

【プロ野球ドラフト採点】2017年度ドラフト採点(暫定版) 2020年の優勝チームが実は勝ち組だったドラフト

オペレーター
オペレーター
プロ野球のドラフトも3年くらい経つと大体の成果が見えてくると思われます。そこで3年以上前のドラフトについて採点していきたいと思います。この記事は2017年度ドラフトについての記事です

エポックメイキングとなった2017年のドラフト

育成重視の風潮で大卒投手バブルから高卒へ

オペレーター
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ドラフトにおける指名選手の人気としては、長年の大卒投手過剰人気から、高卒選手に人気が移った年でした。これは翌年も継続します。そういう意味ではエポックメイキング的な年と言えるかもしれません
1位入札(2016年) 1位入札(2017年)
大学生・社会人 9球団 大学生・社会人 3球団
高校生 3球団 高校生 9球団
ひとみん
ひとみん
どうして育成重視になったの?
風雅
風雅
カープ女子に代表される、広島カープの人気が影響を与えたと考えています。その方が、強くて人気がでる、と考えたのでしょう

「育成のカープ」大人気が影響?

風雅
風雅
ただ、広島カープ自体はドラフト1位で獲った高卒が活躍しているわけではないです。身も蓋もない言い方ですが。鈴木誠也にしても丸にしてドラフト1位ではないですからね

選手の活躍度(一軍での実績)に基づいて階級分け

風雅
風雅
なるべく機械的に採点をしたいと思います。それからプロ入り3年間では、高校生や素材型の選手など本領を発揮していない部分もあるかと思いますので、3年前~5年前は一応暫定版としておきます

ランク付け凡例(主要3部門:打率・本塁打・打点、防御率・最多勝・セーブ王)

超S級

球界を代表する選手

主要3部門のタイトルホルダーorベストナイン

S級

一軍の主力選手

シーズン規定投球回数8割以上or規定打席数8割以上or
登板試合数5割以上
A級

(一軍の準主力選手)

シーズン規定投球回数半分以上or規定打席数半分以上or
登板試合数3割以上
B級

(たまに一軍で使われる)

シーズン投球回数30回以上or打席数60以上
C級

(戦力になっていない)

支配下。シーズン投球回数30回未満or打席数60未満
D級

(育成契約)

育成
戦力外

(退団)

戦力外

3~5年前までのドラフトは暫定版の評価です。1年でもクリアしていれば暫定でランク付けします

オペレーター
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短い期間なので、それぞれの活躍は単年度ベースで判定します。6年以上前になると、複数年での活躍で評価した方が良いかもしれません。

各球団のドラフトの評価なので、

退団後、他球団と契約できた場合も”ドラフト評価上”は「戦力外」とします。

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当時のドラフト評価

オペレーター
オペレーター
当時のドラフトの評価です。検索で上位に来たものをピックアップしていますので、他意はございません
風雅
風雅
概ね共通しているのは、勝ち組が日本ハム、オリックス、ロッテ、中日、広島、負け組が巨人、ソフトバンク、ヤクルトという評価です。
ドロシー
ドロシー
殆どの場合、抽選の当たりはずれで評価しているのよね

指名選手の実績

広島カープ、阪神タイガース、DeNAベイスターズ

順位 広島カープ 阪神タイガース DeNAベイスターズ
1位 中村奨成 馬場皐輔 東克樹
2位 山口翔 髙橋遥人 神里和毅
3位 ケムナブラッド誠 熊谷敬宥 阪口皓亮
4位 永井敦士 島田海吏 齋藤俊介
5位 遠藤淳志 谷川昌希 櫻井周斗
6位 平岡敬人 牧丈一郎 寺田光輝
7位 宮本秀明
8位 楠本泰史
9位 山本祐大
以下、育成
育1 岡林飛翔 石井将希 中川虎大
育2 藤井黎來
育3 佐々木健

読売ジャイアンツ、中日ドラゴンズ、ヤクルトスワローズ

順位 読売ジャイアンツ 中日ドラゴンズ ヤクルトスワローズ
1位 鍬原拓也 鈴木博志 村上宗隆
2位 岸田行倫 石川翔 大下佑馬
3位 大城卓三 高松渡 蔵本治孝
4位 北村拓己 清水達也 塩見泰隆
5位 田中俊太 伊藤康祐 金久保優斗
6位 若林晃弘 山本拓実 宮本丈
7位 村上海斗 松本直樹
8位 湯浅大 沼田拓巳
以下、育成
育1 比嘉賢伸 大藏彰人  
育2 山上信吾 石田健人マルク  
育3 笠井駿  
育4 田中優大  
育5 広畑塁  
育6 小山翔平  
育7 折下光輝  
育8 荒井颯太  

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ソフトバンク、西武、楽天

順位 ソフトバンク 西武 楽天
1位 吉住晴斗 齊藤大将 近藤弘樹
2位 高橋礼 西川愛也 岩見雅紀
3位 増田珠 伊藤翔 山﨑剛
4位 椎野新 平良海馬 渡邊佑樹
5位 田浦文丸 與座海人 田中耀飛
6位 綱島龍生 西巻賢二
7位 寺岡寛治
以下、育成
育1 尾形崇斗 高木渉 井手亮太郎
育2 周東佑京 齊藤誠人 松本京志郎
育3 砂川リチャード 中村和希
育4 大竹耕太郎
育5 日暮矢麻人
育6 渡邉雄大

 

オリックス、日本ハム、ロッテ

順位 オリックス 日本ハム ロッテ
1位 田嶋大樹 清宮幸太郎 安田尚憲
2位 鈴木康平 西村天裕 藤岡裕大
3位 福田周平 田中瑛斗 山本大貴
4位 本田仁海 難波侑平 菅野剛士
5位 西村凌 北浦竜次 渡邉啓太
6位 西浦颯大 鈴木遼太郎 永野将司
7位 山足達也 宮台康平
8位
以下、育成
育1 稲富宏樹 和田康士朗
育2 東晃平 森遼大朗
育3 比屋根彰人
育4 フェリペ

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評価を覆した巨人、ソフトバンク

暫定版の勝ち組負け組

オペレーター
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次いで評価になりますが、ドラフト後3年しか経過していません。ですので素材型や高校生中心の指名をした球団の評価は、まだ上がる余地がかなりあります
風雅
風雅
逆にルーキーイヤーだけ活躍して、後は尻すぼみという選手も何人かいます。トータルの評価は後3年後くらい、今回は中間評価と考えてください。2017年度の勝ち組条件は以下とします

勝ち組条件、①超S級がいる、②S級が複数いる、③S級1名にA級が複数いる

勝ち組 巨人、ソフトバンク、ロッテ、オリックス、DeNA、ヤクルト
オペレーター
オペレーター
事前の低評価を覆したのが巨人、ソフトバンク、ヤクルトでしょうか
風雅
風雅
ヤクルトははっきり言って、村上選手以外に目ぼしい活躍をした選手がいないので、”村上選手が当たった”と言う感じですね。松浦静山の「勝ちに不思議の勝ちあり」的な感じもしますね。でもそこには教訓もあると思いますので、それは振り返りたいと思います

3位以降にハードパンチャーを揃え評価を覆す

円城寺
円城寺
巨人の良かった点はどこでしょうか?
風雅
風雅
リスクをとって、守備位置とか細かい事を気にせずに3位以降に打力の有るハードパンチャーを揃えたのが良かったのだと思います。逆に阪神は3位以降守りに入って失敗しています
ひとみん
ひとみん
リスクを取ったというのは?
風雅
風雅
打力と言うのは開花するかどうか、不確定要素が高いです。失敗する確率も高い。逆に俊足や強肩は、堅いと言えば堅いです。でもそういう選手ばかり指名していると代走要員・守備要員ばかりになって、得点力不足に泣く事になりますね

巨人はリスクをとって3位以降に打力のある選手を優先したのが功を奏す

育成の強さを見せつけたソフトバンク

円城寺
円城寺
ではソフトバンクの良かった点はどこですか?
風雅
風雅
結果的に育成指名が素晴らしかった。育成で6人指名して、S級1人、A級1人、支配下3人。戦力外は一人だけです。これはドラフト戦略云々以前の調査力と育成力がずば抜けているのでしょうね。なので他球団はお手本にしようとしても、一朝一夕には無理だと思います。無理をした結果が巨人のような8人指名して7人退団のような結果になるのだろうと思います

ソフトバンクの育成指名は、即席には真似できない。地道な組織作りから。

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総括:相場の名言がそのまま通用する?!

1位指名が3人も育成落ち、戦力外。その共通点とは

オペレーター
オペレーター
この年のドラフトの特徴、及びドラフトで勝つ為の教訓を整理します。この年1位指名された12人中すでに3人が育成や戦力外になっています。その選手たちには共通点があり、全員が3回目入札以降の1位という事です
1回目入札 2回目入札 3回目入札
ソフトバンク 清宮幸太郎 安田尚憲 馬場皐輔
巨人 清宮幸太郎 村上宗隆 鍬原拓也
楽天 清宮幸太郎 村上宗隆 近藤弘樹

※ソフトバンクは馬場皐輔も外して4回目入札で吉住晴斗

円城寺
円城寺
外した時の戦略、それが見通せない場合は、抽選を避けるというのも手ですよね

人の行く裏に道あり花の山

風雅
風雅
この年は、超S級の村上、S級の安田、ともに清宮のハズレ1位なんですね。清宮が7球団競合ですが、ホントに「清宮は、村上や安田より7倍魅力的なのか」、それを冷静に考える必要があります。皆が清宮って言っている時に、如何に冷静に判断できるか。それがポイントだと思います。抽選の結果、それに相応しい実績をあげる選手もいますが、それは一握りです。
ドロシー
ドロシー
みんなが「こっちだ!」って言っている時に、その方向に行っても得は少ないって事ね

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虎穴に入らずんば虎子を得ず

オペレーター
オペレーター
3位以下の中位・下位指名用は巨人を参考にした諺です

虎穴に入らずんば虎子を得ず

風雅
風雅
中位・下位指名は、守備とか足とか優先で無難に無難にと考えていると何も得られないことが多いです。多少のリスクを承知でチャレンジする必要があります。勿論、単年で見た場合は、失敗する可能性もありますが、成功・失敗を単年で見るのではなく、長期的視野で見ましょう

ローマは一日にして成らず

オペレーター
オペレーター
次いで育成指名ですが、こちらはソフトバンクと他球団で大きな差が出ました

育成指名指名人数上位の実績

球団 指名人数 現在状況
ソフトバンク S級1、A級1、支配下3、戦力外1
巨人 育成1,戦力外7
オリックス 育成3,戦力外1
楽天 戦力外3

成功・失敗の格差が大きかった2017年ドラフト

オペレーター
オペレーター
では各球団別の短評です

広島カープ

風雅
風雅
冒頭でこの年のドラフトの特徴を、大卒投手偏重から高卒重視に変わったエポックメイキング的な年とありましたが、それが一番現れているのが広島カープだと思います

広島カープの1位・2位指名

2013 2014 2015 2016 2017
大学生投手 大学生野手 大学生投手 大学生投手 高校生野手
大学生投手 大学生投手 社会人投手 高校生投手 高校生投手

 

阪神タイガース

ドロシー
ドロシー
抽選で連敗しながら、1位、2位は何とか纏めた感じ。3位以下で、リスクをとらずに巨人と差が出たわね

DeNAベイスターズ

ひとみん
ひとみん
上位は単独指名などで巧く行った。3位以降は高校生主体の指名なので育成力が問われる

読売ジャイアンツ

円城寺
円城寺
1位・2位と育成指名は課題がありますが、3位以下でちゃんと打力のある野手を指名して低評価を覆しました

中日ドラゴンズ

ドロシー
ドロシー
高校生主体の指名なので、育成力次第よ

ヤクルトスワローズ

風雅
風雅
村上選手と言う突出した存在がいますが、全体的なドラフト戦略としては、見直しの余地ありでしょうか

ソフトバンクホークス

円城寺
円城寺
1位指名巧く行かないのを育成でカバーしている印象

西武ライオンズ

ひとみん
ひとみん
平良君が新人王をとりました。彼がいなければかなり失敗になるドラフトでした
風雅
風雅
田島君に入札はいいとして、その後は柔軟に路線変更しても良かったかもしれないですね

楽天ゴールデンイーグルス

ドロシー
ドロシー
7人指名中既に4人が戦力外。育成指名も3人全員が戦力外。多分、一番失敗した指名だったのでは

オリックスバッファローズ

円城寺
円城寺
事前の評価通り、勝ち組。最近はドラフトはかなり上手くいっている。でも、それが成績に結びつかないですね

日本ハムファイターズ

風雅
風雅
事前評価では勝ち組評価が多かったですが、現実は厳しいでしょうか。ドラフトと育成で一時期一世を風靡しましたが、ビリービーンなどと同じで、同じ方法論では10年程度しかもたない。そろそろ方法論を見直すべき時期でしょうか

ロッテマリーンズ

ひとみん
ひとみん
平沢、佐々木千、藤岡と抽選は比較的強いけど、それが今まではあまり活かされてなかった。この年は早い2位指名も活かして、ドラフト巧者に変わった感じ

3大特徴

育成指名の巧拙が如実にでる(というか事実上ソフトバンクの独り勝ち)

1位の育成・戦力外が3名も出る(抽選回避を柔軟に考える必要性)

3位以下の指名でリスクを取る(当然失敗におわる年もあります。投資と同じく長期的な視野で見る必要性)

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