予想の遥か上を行く鬱展開、「ガンダムの呪い」が炸裂した、阿鼻叫喚の第1クール最終回でした。
プラント・クエタ攻防戦
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ドミニコス隊vsガンダム・ルブリス・ウル
ラジャン・ザヒが兵士を連れて、デリングの元に駆け付けようとする描写がありました。これは負傷したデリングの元にラジャン・ザヒ達が駆け付ける一つの伏線だと思われます。そしてドミニコス隊のモビルスーツが4機「フォルドの夜明け」を迎え撃つために出撃します。
© 創通・サンライズ・MBS
しかし、この4機は”陽動”担当のソフィ・プロネが操縦するガンダム・ルブリス・ウルに破壊されます。
- アンチドートはパーメットスコア3までしか効かない
- ガンダム・ルブリス・ウルはパーメットスコアを上げるとデータストームが発生する
- ソフィ・プロネはデータストームにある程度耐えれる固体である
と書きましたが、データストームが発生するが影響が少ない、という可能性もあります
ミオリネを庇い重傷を負ったデリング
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デリングがミオリネを庇うのは前回考察した通りですが、退場まではいかなさそうですね。
デリングはミオリネを大事に思っていた
プラント守備隊vsガンダム・ルブリス・ソーン
そしてプラント守備隊から8機のモビルスーツが迎撃に出ますが、こちらはガンダム・ルブリス・ソーンが全て破壊します
その後「後方待機班」がプラントに突入して、デリング暗殺部隊をプラント内に運びます。その間、ノレア(ガンダム・ルブリス・ソーン)やオルコット(MS隊指揮官)たちは、新たな守備隊の殲滅や逃走手段の破壊に勤しみます。
暗殺の実行部隊を安全にプラント・クエタ内に潜入させるため、そしてプラント外への逃走手段を潰すために激辛戦術(相手の抵抗戦力を根こそぎ無力化する)を取っていたんですね
つまりデリング暗殺の実行部隊は、デリングの居場所を把握できない事態になっている
ニカ・ナナウラの危機?いや・・・
逃走手段を全て破壊しようとするノレア・デュノクは、地球寮(株式会社ガンダム)の運搬船も破壊しようとするが、ニカ・ナナウラが組織のコールサインで”プリンス(シャディク)”の仲間であることを知らせ、地球寮の運搬船への攻撃を止めさせます
しかし、その様子をマルタン・アップモントに目撃される
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可能性としては、マルタンが口外するか、内緒にするか、で展開が変わるでしょうね。
<マルタンが口外したパターン>
ニカ・ナナウラが「フォルドの夜明け」と繋がっている事が公になれば、ニカは断罪される。同時にシャディクがニカの口封じに動く可能性がある。そのケースではマルタン・アップモントも口封じに狙われる可能性がある。
マルタンは、パーティでシャディクとニカが会話しているのを不審そうに見ていましたからね
<マルタンが内緒にしたパターン>
マルタン・アップモントが口封じに消される可能性がある。
ニカ・ナナウラの危機は同時に、シャディクの危機となり、返す刀でマルタン・アップモントの危機にもなり得る。
マルタン・アップモントがどう動くのか!?
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グエルの人生を変える大きな出来事
ヴィムがパイロット!?
前回の考察で可能性が高い展開として、「グエルの人生を変えるような大きな出来事に遭遇」と書いたのですが、予想の遥か上を行く内容でしたね
ヴィム・ジェタークの退場は予想していましたが、まさかの「アンタがモビルスーツ操縦するんかい!」展開でした。
ヴィム・ジェタークは、熱くなると前後の見境が付かないんですね。
グエル出撃・・・が悲劇に
ヴィム・ジェタークが操縦するディランザ・ソルは、管制からの情報で、グエルが人質に取られている宇宙船がテロリストの本船と思って攻撃。この攻撃の衝撃で、グエルが閉じ込められていた部屋のハッチが開きます。また、通路を移動するテロリストの会話が聞こえてきて、プラント・クエタにエアリアルが有るとの情報も入ってきます。
「スレッタがプラント・クエタにいるかもしれない」
そう思った、グエルは居ても立っても居られない状態で、「フォルドの夜明け」のモビルスーツ・デスルターを奪い出撃。しかし、グエルが操縦するデスルターをテロリストの機体と勘違い(?)したヴィム・ジェタークが操縦するディランザ・ソルが攻撃してきます。
グエルは身を護る為にディランザ・ソルにロックオンしますが、撃てません。
『死ねない・・・!死にたくない・・・!』(グエル)
敵を殺さなければ、自分には”死”あるのみ
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『俺はアイツに・・・!、スレッタ・マーキュリーに進めていないーッ!』(グエル)
「逃げ出すよりも進むことを」グエルは遂に闘う決断をする
グエルは闘う意志は無かったのですが、已む無く応戦してこれを撃破してしまう。コクピットを破壊したグエルは相手に呼びかける
「自分はグエル・ジェタークだ。敵じゃない」というグエルに応える声は、ヴィムだった。
「グエルか・・・。無事だったか・・・。探したんだぞ」
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無情なグエルの絶叫が宇宙に響く・・・
ヴィムはグエルの事を心配して探していた
グエルの今後は?
取りあえず人質状態からは解放されるんで、ボブに戻るか、グエルに戻るかを考えると、グエルに戻るのが可能性が高いでしょうか。
闇落ち、してどうするんでしょうね。真相を知れば、シャディクをターゲットにするでしょうし、知らなければそのまま「フォルドの夜明け」を復讐の対象として付け狙うのでしょうか?
ヴィムがジェターク社の社員と思われる人物に「グラスレーの若造に」云々と言っていたので可能性はあるでしょう。
ドミニコスに入隊して「フォルドの夜明け」を復讐の対象とするのが、一番無難な展開ですが、ガンダムなので無難で行く可能性は高くないかも。アーシアン虐殺に走ったりすると”闇落ち”ですかね
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「フォルドの夜明け」に入る可能性
オルコットに回収されたケースでしょうか
グエル搭乗機を凝視するオルコット。意味深なシーンは回収する伏線か?
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ショックのあまり記憶喪失になるとか・・・。
「フォルドの夜明け」撤退時のオルコットの描写は、グエル回収の伏線?
(可能性1)「フォルドの夜明け」に復讐する
(可能性2)シャディクに復讐する
(可能性3)アーシアンに復讐する
(可能性4)オルコットに回収されて「フォルドの夜明け」に入る
スレッタに何が起こったのか
ガンダムの呪い
そしてスレッタの”豹変”が不気味でした。78ハンガーで、プロスペラが「フォルドの夜明け」のテロリストを射殺した場面では、例え、自分の命を狙う相手でも殺す事には躊躇し、ショックを受けていた、スレッタですが、Cパートでミオリネに銃を向けていたテロリストをハエを叩くが如く叩き潰して、血塗れになっても無邪気な笑顔を浮かべていました。
平然と手を差し出すプロスペラ
© 創通・サンライズ・MBS
平然と手を差し出すスレッタ
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暗示かマインドダウンロードか
普通に考えると、プロスペラによる暗示でしょうか
スレッタの瞳を曇りが覆う
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『スレッタ? 大丈夫~?ごめんね、コワイ思いさせて。死んでるわ、大丈夫』(プロスペラ)
あくまで通常運転のプロスペラ
『そうじゃ…、なくて………… 殺したんだよ…?』(スレッタ)
死んでいるのではない。殺したんだ、と抗議するスレッタ
『そうしなければ あなたが殺されていたでしょう?逃げたら一つ、進めば二つ』(プロスペラ)
大切なものを護る為に。殺さなければ殺される。進むしかないと、あくまで穏やかに語るプロスペラ
あまりの出来事に動揺して、目が泳ぎまくるスレッタ
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震えるスレッタの手に自らの手を添えながら、プロスペラが説得する
『あなたとエアリアルなら……お母さんもスレッタもミオリネさんもみんな救われる……
あなた達だけよ!スレッタ! あなたは進める子!、でしょ?』(プロスペラ)
『うん、進める、進んで、きた!』(スレッタ)
その後、血で溢れる場所に足を踏み出す象徴的なシーン
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確かにこのシーンを観ると暗示の可能性が高そうです。ただ、エアリアル自体に何か仕掛けがあって、スレッタの意識に何かが働きかけている可能性もあります
データストームの代わりに精神に影響を及ぼす何かとか・・・。
エアリアルが黒くなるシーンに何か意図があるのか?
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それはプロスペラに何か悪だくみがあるという前提ですからね
「復讐の魔女」プロスペラが仕組んだ仕掛けは何か?
殺人に対する恐れ戸惑いが全く消えたスレッタ
有る種、山本五十六の名言を彷彿とさせますね
やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。
そこまで読んでいたら「魔女」ですね
デリングへの復讐とか、そんな小さな事では無いみたいですね。支配階級のスペーシアン全体に対する復讐とか、戦争を起こす事とか、そんなところでしょうか。
論理的に考えるとそうですけど、心情的に受け入れられるまでには、ハードルがありそうです。ただ、ミオリネがスレッタを救うという線は強いでしょう。また、一筋縄ではいかないでしょうが、この作品は展開が早いので、いつまでもこれを引っ張らずに意外と早くケリがつくかもしれません。
平手が付属
「平手」が付属するんですね。”フレッシュトマト味”だけではないんですね