新入生歓迎★部活説明会
福部里志の出番
【あらすじ①】
神山高校では、体育館で「新入生歓迎★部活説明会」が行われていた。各部活が持ち時間5分で、新入生に活動内容を紹介している。千反田えると折木奉太郎は、聴衆側の位置で各部活が新入生にアピールをしている壇上をみている。壇上では演劇部がアピールしていた。演劇部は5分では足りずに、時間切れとなった。続いて、占い研究会の十文字 かほがカバラについて説明、こちらは逆に時間を余す。続いて、お料理研究会が金曜日の「新歓祭」では、地元で採れた山菜の料理を振る舞うとアピールする。
古典部では、部室で誰が壇上で古典部をアピールするか話し合っていた。伊原 摩耶花は部長の千反田えるを推すが、折木奉太郎は「千反田は不向き」と否定し、千反田も奉太郎に同意する。結局、福部 里志に任せる事になった。
そして、里志は絶妙なトーク力で時間きっかりにアピールを終えた。奉太郎は里志の技術に感心するのだった。
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二年生編に突入
十文字 かほ
Ⓒ米澤穂信(原作)・タスクオーナ(作画)・西屋太志(キャラクター原案)〈角川コミックス・エース〉『氷菓』(13)
頼み事に自信が無い千反田える
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千反田えると折木奉太郎
「新歓祭」
【あらすじ②】
金曜日の「新歓祭」。学校の中庭に各部活がテーブルを並べて、放課後に新入生の入部受付をする。古典部は千反田えると折木奉太郎が並んで座る。千反田えるは色紙に毛筆で「古典部」と書いた看板を作成していた。テーブルは長テーブルではあったが、二人が並んで座るとかなり窮屈だった。新入生が来ないので暇な奉太郎は、文化祭の時のように本を読んで時間つぶしをしようとするが、千反田えるに咎められてしまう。
えるの達筆
出典:米澤穂信(原作)・タスクオーナ(作画)・西屋太志(キャラクター原案)〈角川コミックス・エース〉『氷菓』(13)P50より引用
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奉太郎を咎めた千反田える
わたし気になります
かぼちゃの違和感
【あらすじ③】
折木奉太郎が”場所が悪い”のではないか、と千反田えるに言う。千反田えるは、新入生に声をかけないのが主原因だが、真正面にいる部活が派手なので、不利があるかもしれない、と応える。奉太郎が目をやると、二人組の女子高生が派手にクッキーを配っている部活があった。奉太郎は顔に覚えはないが、テンション高く、クッキーを片っ端から配っている様子から、文化祭時にカボチャの被り物をして古典部の部室に来て、「氷菓」とクッキーを交換した、製菓研究会と思い当たる。そして、千反田えるが製菓研究会のテーブルに違和感を感じるという。特に、カボチャに違和感を感じるという。そして―呟く。「わたし気になります」
「場所が悪い」説
Ⓒ米澤穂信(原作)・タスクオーナ(作画)・西屋太志(キャラクター原案)〈角川コミックス・エース〉『氷菓』(13)
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トリック・オア・トリート
何気に製菓研究会、お料理研究会、古典部の関係が示唆される
<製菓研究会>のテーブル
出典:米澤穂信(原作)・タスクオーナ(作画)・西屋太志(キャラクター原案)〈角川コミックス・エース〉『氷菓』(13)P56より引用
<テーブルの配置補足>
製菓研究会は、テーブルの中央部分にテーブルクロスを敷き、その上に魔法瓶、紙コップ、クッキー入りの皿、入部受付用紙などを置き、テーブルクロスの届かない両端に卓上コンロ+ヤカン、反対側に文化祭時に被っていたようなカボチャを置いていた。
千反田えるが感じた違和感
Ⓒ米澤穂信(原作)・タスクオーナ(作画)・西屋太志(キャラクター原案)〈角川コミックス・エース〉『氷菓』(13)
作物としてカボチャについて延々と語る千反田える
Ⓒ米澤穂信(原作)・タスクオーナ(作画)・西屋太志(キャラクター原案)〈角川コミックス・エース〉『氷菓』(13)
マイペースにカボチャに対する私見を延々と語る千反田えると、辟易する奉太郎がいつも通りで嬉しい!
※2019年7月19日の事件に巻き込まれて、お亡くなりになられた方々のご冥福と、傷を負われた皆様のご快癒をお祈りいたします。