3話まではEIKOのライブシーンがクライマックスにありましたが、このエピソードではありません。月見英子の過去や、夢が語られる”水魚の交わり”の回です。まるでサザンが「勝手にシンドバッド」、「気分しだいで責めないで」ときて、「いとしのエリー」をリリースしたような緩急の妙が見事な構成ですね。また、2話の原作改変が活きてくる展開もありました。
サマーソニア
アバンの太史慈
黄巾党の残党に城をかこまれるが
© 四葉夕卜・小川亮・講談社/「パリピ孔明」製作委員会
太史慈が弓の稽古を装って油断を誘う
© 四葉夕卜・小川亮・講談社/「パリピ孔明」製作委員会
近藤剛
© 四葉夕卜・小川亮・講談社/「パリピ孔明」製作委員会
声は大塚芳忠。悪役が多い声優ですが、今回は悪役ではありません。秘書の声は佐藤利奈。
近藤剛は、月見英子を気に入り、自分が携わるフェスの出演をオファーします。
日本最大規模の夏の大型フェスであるサマーソニア(動員30万人規模)
OR
福岡で開催される代々木アートフェスと同規模のフェス(動員1万人程度)
但し、サマーソニアの方は、「10万イイネで出演権獲得企画」に参加する事が条件。期間内に10万イイネを獲得する必要がある
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原作改変の伏線を回収
これで2話の時にサマーソニアを目標としていた伏線を回収
パリピ孔明2話より
© 四葉夕卜・小川亮・講談社/「パリピ孔明」製作委員会
サマーソニアのステージに立つ権利を得たところで、一つの区切りとして最終回を迎えるか?
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六本木うどん屋(仮)
馴染む孔明パリピとつるむ
10万イイネを獲得する為には、人材の補強が必要と考えた孔明。ラッパーを探しに六本木に向かいます。そこでお目当ての人材の情報を得るためにパリピとの交流に勤しみます。
© 四葉夕卜・小川亮・講談社/「パリピ孔明」製作委員会
英子は自分から六本木への敷居を高くしている感じ。勝手に近寄りがたいイメージをして、構えなくても大丈夫!というところを身をもって示す孔明。
実は六本木でも安く飲めるという事を強調する孔明
© 四葉夕卜・小川亮・講談社/「パリピ孔明」製作委員会
六本木を題材にして、10万イイネやサマーソニアに対して、自分で敷居を高くしがちの英子に対して、実態を見るように仕向ける孔明。
© 四葉夕卜・小川亮・講談社/「パリピ孔明」製作委員会
パリピはノリがよくフレンドリーなのが特徴。孔明自体も異国、異時代のカルチャーを理解して受け入れている。
肩ひじ張って、力みかえって「多様性が大事!」などと訴えるような輩へのアンチテーゼか。
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「つるたんとん」
© 四葉夕卜・小川亮・講談社/「パリピ孔明」製作委員会
関西が発祥の関西風うどんのお店。東京進出は予定に無かったが、東京1号店が六本木店。
© 四葉夕卜・小川亮・講談社/「パリピ孔明」製作委員会
劇中出てきた梅干しのおうどんは、全国共通メニューで980円。うどんの高級割烹がコンセプトだけあって、街中のチェーン店の2~3倍します。
水餃子マジ噛み(水魚の交わり)
英子が語る過去
- 子供の頃、お父さんと一緒によく歌っていた
- お父さんはいなくなった
- 音楽をやっていると繋がっている感じられる
- 母親に音楽を大反対される
- 渋谷で電車に飛び込もうとする(オーナー小林に助けられる)
- マリア・ディーゼルの歌を聴く(音楽しかないと思う)
英子の父親はミュージシャンか?
父親がいなくなった経緯は?
© 四葉夕卜・小川亮・講談社/「パリピ孔明」製作委員会
音楽が好きな気持ちは手放せない。だからボイセルランド出たい。そしたら届くかなって
水魚の交わり
劉備玄徳が自身と諸葛孔明の関係を述べたモノ。夫婦のような関係を言う。関羽や張飛が妬んだので、夫婦のような関係で兄弟の関係には影響を与えないという意味で言った模様。
それにしても水餃子のマジ噛みは大ウケ
© 四葉夕卜・小川亮・講談社/「パリピ孔明」製作委員会
デモテープ風の音を「P.A.WORKS」がエイベックスにオーダー。