第3話の見どころ
テーマ1:存在感の薄い人でも、誰かが観ている
第3話では、ゲストキャラとして、重福省帆というキャラが、登場します。彼女は、『視覚阻害(ダミーチェック)』という自分の姿を相手に認識させないという能力を持っています。しかし、これは皮肉な能力で、彼女自身は自覚は無くとも本心では、誰かに見てもらいたいという願望を心の底で持ち続けています。存在感の薄い重福省帆が誰かに見てもらえる(認識してもらえる)ようになる事で完結するストーリーですが、それは14話になります。意外なキャラが彼女を見ているシーンで完結します。アニメ「とある科学の超電磁砲」は、全24話で、12話までを前半クールと呼ぶことが多いですが、実はOP/EDは14話まで一緒です。13話・14話は前半部分、レベルアッパー編のエピローグ的なポジションと言えるでしょう。
テーマ2:超能力至上主義へのアンチテーゼ
このエピソードでは、初春飾利が大活躍します。彼女無しでは、問題の解決は出来ませんでした。但し、初春は超能力を使ったわけではありません。超能力とは無関係の技能(情報処理能力)で活躍します。初春飾利は、御坂美琴とは別の意味で、佐天涙子の対極にいる存在だという事が、この後のエピソードで丹念に描かれていきます。
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事件と学舎の園
狙われた婚后光子
完璧な天気予報
雨が降る中、傘を持たずにバスで移動する初春飾利と佐天涙子だがバス停で少し待つと雨がやみ晴れてくる
(初春)大丈夫ですよ3,2,1
<雨が止む>
(佐天)うわあ~相変わらずこの街の天気予報は完璧だね~
(初春)予報と言うより、演算によって確定された未来の事象を読み上げているっと言う方が正確ですね
(佐天)たまには外すくらいの茶目っ気があってもいいと思うな~ワタシは。
「科学万能主義vs人間らしさ」の予告
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学舎の園(まなびやのその)
学園都市第7学区にあるセレブな街。常盤台中学を含む、5つのお嬢様学校が敷地を共用し合って形成している。セキュリティには力を入れており、常時2458台の監視カメラが配備され、外部の人間は内部の人間に招待されないと入れない。学舎の園では、横断歩道や信号機など公共物のデザインも外部と異なる。
姿が見えない少女
襲われた佐天涙子
ダミーチェック
対象物を見ているという認識そのものを阻害する能力。相手から自分の姿を目に見えなくできる。しかし、カメラや鏡には映る。
佐天涙子は、トイレで襲われた為、鏡に映る重福省帆の姿をしっかりと見ており、犯人を特定できた。
超能力より技能が卓越
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超能力よりも素の能力で驚異的な力を見せる初春
意外な犯行理由
罪な女
(重福省帆)何よ!どうしたの!さあ、笑いなさいよ
(佐天涙子)え、えっと。変じゃないよ。そのくらい・・・。その・・そう丁度いいチャームポイントだって。私はソレ好きだなあ
(重福省帆)あ、ああ
(佐天涙子)え?!
(白井黒子)罪な女ですの
(佐天涙子)え!ええ~!
(重福省帆)あの・・手紙書いてもいいですか?
(佐天涙子)はい・・・
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残された謎
レベル以上の能力
(御坂美琴)彼女、完璧に姿を消してたわよね
(白井黒子)そう言えば、レベル2だという話でしたのに。変ですわね。
(御坂美琴)まさか、バンクのデータが間違っているとか?
(白井黒子)まさか~