リヴァイ、ジークの心底を看破
ラガコ村の真相
【あらすじ①】
ラガコ村の住人が一夜にして巨人化させられた事象について、ジークが自ら語る。防護服ガスマスク着用の兵士たちがラガコ村の風上からガスを散布。ジークは、不本意ながらマーレからエルディア復権派と疑われない為に仕方なく行ったと釈明するが、リヴァイはジークの言い方から罪悪感をひとかけらも感じていないその心底を看破する。その時、リヴァイの元に報告(テロとピクシスの和解方針)がもたらされる。
一方、ニコロのレストランを訪れる、ブラウス一行。ニコロは人数の多さに一瞬驚くが、一行を歓待する。その過程で、ガビたちはレストランの豪華さに驚くとともにブラウス氏とニコロの関係に疑問を持つ。カヤがブラウス氏の娘が兵士であったこと、その娘とニコロが懇意(カヤはサシャとニコロが恋人同士と思っている)にしていたことを説明する。その話を聴いて愕然とするファルコだが、ガビは事の真相に思い当たらない。ブラウス一行が料理にした包みをうつ頃、ハンジたちがレストランに到着する。ニコロはハンジたちを別室に案内するが、そこでワインを手にするジャンともめる。ニコロは不自然にジャンからワインを取り上げ、罵る。
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どこまで行っても平行線
アニ、ベルトルト、ライナーは悩み苦しむ姿があるが、ジークは言葉とは裏腹に平然としている。
リヴァイは、ジークの言動に何かを感じている
森の子ら
子供たちは殺し合いの森から出してやらんとbyブラウス
【あらすじ②】
地下でワインボトルを前に苦悩するニコロ。そこにガビとファルコが現れ、自分達がマーレの戦士候補生であることを話す。話の内容からガビがサシャを殺害した事を察した、ニコロはワインボトルをガビ目掛けて振り下ろす。ファルコが咄嗟にガビを庇ってワインボトルで殴打される。ボトルは割れてワインが飛び散る。ニコロはガビを殴りつけ、意識を無くしたファルコと負傷したガビをブラウス氏の元に連れて行き、事情を話す。異変に気付いたアルミンが、ハンジたちを呼び寄せる。ニコロにサシャの復讐を促されたブラウス氏は拒絶する。ブラウス氏は、”世界が殺し殺される、巨大な森のようなものでも、せめて子供たちはそこからだしてやらんと”と話し、ブラウス氏の妻は毅然としてニコロにファルコを離すように言う。ミカサがガビを介抱するがそこにナイフを持ったカヤが襲い掛かる。それを片手で防ぐミカサ。ブラウス夫妻が泣きながら、暴れるカヤを抱きしめ、他の子供たちも一緒に涙を流す。アルミンとミカサはガビを別室に連れていく。
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ミカサのファインプレー
ミカサ、無意識の行為だと思われるがファインプレーです
リヴァイ、ピクシスの心底を看破
リヴァイの駆け巡る思い
【あらすじ③】
リヴァイは、ザックレーがテロで死亡して、後を継いだピクシスが、イェーガー派の要求を受け入れ、エレンとジークを逢わせるとの方針を聴き、ピクシスによる「だまし討ち」と看破する。エレンを誰かに捕食させるつもりだと知ったリヴァイは苦悩する。今まで、エレンを人類の希望と信じて、多くの仲間を犠牲にして守ってきた。今までの死闘の結果がこの茶番だというなら・・・
高潔な尊い犠牲の数々を思うリヴァイの覚悟
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ヘイトを集めるフロック
捕まったハンジたち
【あらすじ④】
ニコロがワインについて語る。確証は無いが、ワインにはジークの脊髄液が含まれていると言う。その根拠は、短期の調査船に不自然なほど大量のワインが積まれていたこと、イェレナから兵団組織高官らに優先してこのワインを勧めるよう指示されていたことを説明する。ジークの脊髄液を呑むと硬直するという話から違うのでは、というコニーに対して、ハンジはそれをジークの嘘だろうという。ニコロは、これまでマーレで、ジークの脊髄液が巨人の大群に敵国を襲わせるために使われてきたことを証左として多分間違いないという。ハンジたちがファルコの処置をしている時、レストランをイェーガー派が急襲する。グリーズ(レストランで働くマーレ人捕虜)が内通していた。フロックたちはワインにジークの脊髄液が含まれていたことを知っていた。一方、エレンはアルミンとミカサに話が有るという。
すっかりヘイト要員となったフロック