テロリストの変心
垣谷ユウゴがディーヴァ(=ヴィヴィ)を支援
アバンで母親に見捨てられた冴木タツヤとグレイスの出会いが描かれる。『メタルフロート』の暴走は冴木タツヤにとっても不測の事態だった。冴木タツヤはグレイスと共に『メタルフロート』に向かう。
テロリスト集団「トァク」を介抱するディーヴァ(=ヴィヴィ)。意識を取り戻す垣谷ユウゴ。『メタルフロート』の攻撃が迫る中、マツモトは『メタルフロート』の暴走の真相を探る為、垣谷ユウゴを半ば脅す形で情報を得ようとするが、たいした情報は得られなかった。
研究者として入院していた施設に赴任した冴木タツヤはグレイスと再会する。
一方、冴木タツヤとグレイスが『メタルフロート』に上陸した情報を得たディーヴァ(=ヴィヴィ)とマツモトは、冴木タツヤに話を聴くために移動する。垣谷ユウゴは、ディーヴァ(=ヴィヴィ)の邪魔をする『メタルフロート』のAIロボットを破壊して、支援するのだった。
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垣谷ユウゴと音楽
『メタルフロート』暴走の真相
全てはグレイスの為に
冴木タツヤの居場所に辿り着き、真意を問い質すディーヴァ(=ヴィヴィ)。冴木タツヤは真相を語る。エステラの活躍によってAIへの期待が高まり、『メタルフロート』の建設が決まる。本物のグレイスは『メタルフロート』の管理AIとして、使命を書き換えられることになった。今、冴木タツヤの傍にいる”グレイス”は似姿の別モノであった。冴木タツヤは、『メタルフロート』を停止させて、グレイスのデータを抜き取り、”グレイス”の似姿に移行するつもりであった。暴走は恐らく、停止するというプログラムと、動かし続けるというグレイスの使命がコンフリクトした結果だろうと推測を語った。冴木タツヤは、グレイスから発信される歌声をディーヴァ(=ヴィヴィ)に聴かせた。そのうえで、データ抽出への協力を依頼する。ディーヴァ(=ヴィヴィ)はマツモトにデータ抽出が可能か尋ねるが、マツモトはグレイスはすでに『メタルフロート』と一体化していて、データ抽出は絶望的だと答える。ディーヴァ(=ヴィヴィ)はグレイスの破壊を決意する。
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やはりマザーコンピューターだった
円城寺冴木博士が自分で『メタルフロート』に行きたがった事も含めると、マザーコンピューターに何か仕掛けがあるのでしょうか?風雅シスターズに拘っていたから、マザーコンピューターもシスターズかもしれませんねマザーコンピューター
シスターズ
この辺りがヒント
ドロシー『メタルフロート』のAI達が、ディーヴァ(=ヴィヴィ)の昔の歌を歌ったのも怪しいと思えば怪しいわね
「使命の書換」に敏感なマツモト
貴方にはこれが歌に聞こえますか?
「私」が「私」を滅ぼす物語
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君の歌がグレイスだった
衝撃のラストシーン
マツモトは『メタルフロート』の機能を流用してキューブを大量生産。急増の飛行バイクのようなモノを製作した。それに乗りメインタワーを目指すディーヴァ(=ヴィヴィ)。それを阻止しようとする『メタルフロート』の攻撃をかわしてメインタワーに突入する。冴木タツヤは、全ての感情を飲み込み、ディーヴァ(=ヴィヴィ)にグレイスの位置を指し示す。冴木タツヤの想いを受け取ったディーヴァ(=ヴィヴィ)は、マツモトが「無理だ」というのを振り切って、グレイスの元に辿り着く。グレイスを破壊したディーヴァ(=ヴィヴィ)の右手は青く染まるのだった。
停止した『メタルフロート』で、グレイスと結婚式を挙げる予定だった教会に佇む冴木タツヤ。渡せなかった指輪をそっと置く。そこに現れたディーヴァ(=ヴィヴィ)は「あなたには幸せになって欲しい」と語り掛けるが、冴木タツヤは「僕にとって、君の歌がグレイスだった」と答えるのだった。去りかけたディーヴァ(=ヴィヴィ)に銃声と赤い血しぶきが届く。駆け寄るディーヴァ(=ヴィヴィ)の左手が血で赤く染まる
鳥肌モノ
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悲劇の根本はディーヴァ(=ヴィヴィ)なのか