オペレーター
アニプレックのオリジナルアニメ「Vivy -Fluorite Eye’s Song-」の第8話「Elegy Dedicated With Love -たった一人の大切なパートナー-」の感想レビューです。SFらしい”どんでん返し”がありましたが、声優さんの怪演もあって、ちょっと度肝を抜かれる演出でした
もくじ
Elegy Dedicated With Love
ストーリーライン
あらすじ ネタバレ →
- STEP01オフィーリアとアントニオ観客がガラガラのステージで歌うオフィーリア。拍手も疎らだ。楽屋に戻るオフィーリアの前で怒り狂うアントニオ。「オフィーリアの歌には何も問題はない。それに相応しい舞台と観客を私が用意する」と告げる。元気づけられるオフィーリア。
正史において、自壊したオフィーリアの残骸。それが修正史で・・・。
- STEP02オフィーリアの話を聴く束の間の共闘をすることになった、ディーヴァ(=ヴィヴィ)とマツモト。マツモトが正史の説明をする。オフィーリアが早まる寸前で止めればよいというマツモトを振り切って、ディーヴァ(=ヴィヴィ)は、オフィーリアに「何か悩みはないか」尋ねる。オフィーリアは ディーヴァ(=ヴィヴィ)をアントニオのモニュメントの所に誘う。アントニオは5年前に原因不明の機能停止をしたという。ディーヴァ(=ヴィヴィ)は、モニュメントを装飾する花を一輪取り、オフィーリアの髪に飾って、送り出す
- STEP03ディーヴァ(=ヴィヴィ)とマツモトディーヴァ(=ヴィヴィ)は、マツモトに若い男の映像情報を渡す。マツモトは、それを見て思わず、「ミスター垣谷!」と叫んでしまう。控室でオフィーリアの歌を聴くディーヴァ(=ヴィヴィ)とマツモト。マツモトは、「良い出来」と判断するが、ディーヴァ(=ヴィヴィ)は、物足りなさを感じる。心がこもって無いのだ。”心を込める”という事に、昔のヴィヴィも悩んでいたというマツモトに、ディーヴァ(=ヴィヴィ)は、「随分初歩的な悩み」と答える。そして、ディーヴァ(=ヴィヴィ)は、マツモトにどうして自分を助けたのか、という疑問を質す。
- STEP04捕まったヴィヴィオフィーリアの舞台が終わって、ディーヴァ(=ヴィヴィ)は、オフィーリアに逢いに行く。マツモトは会場内の監視カメラを掌握しているので、それで監視、オフィーリアが部屋を出たら動く構え。ディーヴァ(=ヴィヴィ)は、途中、垣谷ユウゴの青年姿と遭遇。追いかけるが、捕らえられてしまう。拘束されたディーヴァ(=ヴィヴィ)に、男は、「逢いたかったぞ、ヴィヴィ」と声をかける
- STEP05オフィーリア実は・・・マツモトは監視カメラをハッキングされて、ニセ映像を見せられていることに気づく。急ぎ、屋上でオフィーリアを見つけ、話しかける。マツモトは、オフィーリアの悩みについて、仮説を述べるが、それを聴いたオフィーリアは笑い出すのだった
スポンサーリンク
コミュ力でマツモトを上回るディーヴァ
オペレーター
口から先に生まれたようなマツモトですが、今までと違い、ディーヴァ(=ヴィヴィ)に言い負かされたり、からかわれたりしています
ドロシー
40年前までのディーヴァ(=ヴィヴィ)とは、コミュ力が全然違うわ
円城寺
憎たらしかったマツモトが、少し可哀そうに思えるくらいですね
ディーヴァ(=ヴィヴィ)のコミュ力が驚くほど上がっている
『私が私に成れるように』
オペレーター
ディーヴァ(=ヴィヴィ)がやたらと拘る、オフィーリアの言った言葉「私が私に成れるように」ですが、このエピソードのキーのようです
ドロシー
悩みの根源よね
円城寺
そうですね
たった一人の大切なパートナー
オフィーリアの歌に足りないモノ
オペレーター
ディーヴァ(=ヴィヴィ)は、オフィーリアの歌を聴きながら、「素敵な歌声だけど、心がこもってない」と感想を漏らします
円城寺
観客の前では、リハを超えてくると思った、とも言ってましたね。オフィーリアには何かが欠けているようです
スポンサーリンク
初歩の初歩
ひとみん
マツモトが、「昔のヴィヴィも”心をこめる”に拘っていた」というところのやり取りが面白かった
円城寺
そうですね。今のディーヴァ(=ヴィヴィ)にとっては、もう当たり前に出来る事なんですね。それが、彼女をトップスタアに押し上げている要因の一つなんでしょうね
ドロシー
マツモトに「百年後のAIなのにそんな事もわからないの?」って言って、完全に翻弄してるわね
6話ディーヴァ(=ヴィヴィ)のその後
オペレーター
マツモトが、ディーヴァ(=ヴィヴィ)との関係を語るシーンで、第6話のラストシーン後のディーヴァ(=ヴィヴィ)の姿が写りました
円城寺
マツモトは、ディーヴァ(=ヴィヴィ)が、動作不良を起こしたから、「今回は、計画に参画させるつもりはなかった」、と言ってましたね
口を濁すマツモト
オペレーター
ディーヴァ(=ヴィヴィ)に、「なんで私を護ったのか」と質されたマツモトは、答えに窮しました
ドロシー
この辺りマツモトは何かを隠しているわね
スポンサーリンク
豹変
40年後のAIを出し抜く
オペレーター
マツモトは、会場の監視カメラで様子を監視するつもりでしたが、それは、ハッキングされたニセ映像でした
ひとみん
マツモトの眼が”!!”マークだ
ドロシー
100年後、まあ、8話時点から言うと40年後だけど、そのAIを出し抜くってできるのかしら。AIの発展って「収穫加速の法則」で指数関数的に進歩するって言われているから、40年でも雲泥の差が有る筈よ
風雅
考えられるのは、修正史では、正史よりも画期的な技術革新が起こっていた。若しくは、相手もミライから来た。のどちらかでしょうか
垣谷ユウゴ似の男の目的
オペレーター
垣谷ユウゴ似の若い男は、どうやら垣谷ユウゴの記憶を持っているようです
円城寺
テロリストと言うより、何かストーカーみたいですね
ドロシー
ディーヴァ(=ヴィヴィ)はさ、マツモトに「モテないわよ」って言ってたけど、垣谷ユウゴにも同じ言葉を言ってやりなよ
スポンサーリンク
豹変したオフィーリア
オペレーター
マツモトの仮説を聴いたオフィーリアが豹変しました
ドロシー
ここ、声優さんの演技凄かったわね。「魔女の旅々」の第九話「遡る嘆き」を思い出したわ
【魔女の旅々 レビュー考察】第九話「遡る嘆き」アニメ「魔女の旅々」の第九話「遡る嘆き」のレビュー&考察です。オープニング無しのシリアス回です。公式HPに”警告”が出ているように豆腐メンタルの人は観ない方がいいです。旅立つときに言い聞かされた「自分が特別な人間だとは思わない事」という母の言葉の意味を、嘆きながら思い知るイレイナは等身大の主人公です。主人公が何でも出来てしまうチートハーレム現実逃避のアニメでないと受け入れられない人は観ない方がいいでしょう。...
風雅
そうですね。所謂『怪演』という奴ですね。ドキッとさせられました
謎のまとめ
重点ポイントの整理
オペレーター
ここまでの謎を整理してみましょう
【前話からの謎】
ディーヴァ(=ヴィヴィ)が記憶を欠落させた理由
垣谷ユウゴ似の若い男の正体
垣谷ユウゴ似の若い男が、ディーヴァ(=ヴィヴィ)を狙う理由
マツモトがディーヴァ(=ヴィヴィ)を護った理由
【今回発出した謎】
オフィーリアの事件と垣谷ユウゴ似の若い男の関係
オフィーリアはなぜ「心をこめて」歌えないのか
オフィーリアとアントニオに何があったのか
”100年後のAI”マツモトが出し抜かれた理由
ドロシー
この中で、”垣谷ユウゴ似の若い男の正体”だけど、私たちは前話の感想レビューで
ドロシー普通に考えると垣谷ユウゴ本人が、この時代に、あの若さで、存在している訳はないので、彼の子孫って言う事でしょうね。後は、彼に似せた人型AIとか
ドロシー
って予想したけど、子孫と言う考え方は成り立たないわね。”彼に似せた人型AI”という線が濃厚ね。記憶や情念まで移したのね。できるかどうかわからないけど
3話で一つのエピソード
オペレーター
今まで、一つのエピソードは2話で構成されてましたが、今回のエピソードは3話構成でした
円城寺
それだけシリーズ全体でキーとなるエピソードってことですね。益々目が離せなくなりました!