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ワールドトリガー

ワールドトリガー23巻感想レビュー(197話・198話・199話) 那須玲VS香取葉子 ネタバレ有り

オペレーター
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コミック「ワールドトリガー」23巻の感想レビューです。ネタバレ有りです。23巻は197話~205話の全9話構成で、3話づつにエピソードが分かれています。

23巻の構成ついて

話数は9話、概ね3つのエピソード構成

オペレーター
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23巻は下記の構成となっております
話数番号タイトルエピソード内容
197話B級中位最終戦B級ランク戦に関するエピソード
198話B級中位最終戦②
199話B級ランク戦終了
200話忍田 瑠花ボーダーの急激な発展の理由と、ガロプラとの同盟交渉に関するエピソード
201話林藤 陽太郎
202話ガロプラ⑭
203話遠征選抜試験遠征選抜試験の説明会エピソード
204話遠征選抜試験②
205話遠征選抜試験③

それぞれの見どころ

オペレーター
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各エピソードの見どころを纏めてみました
23巻の見どころ

那須玲と香取葉子のエース対決

陽太郎の正体が明かされます

試験用にチーム編成がシャッフルされます。誰と誰が同じチームになるか!?

B級ランク戦前巻までの暫定順位

オペレーター
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この記事は、序盤3話197話・198話・199話のB級ランク戦について扱います。B級ランク戦で上位(7位以上)を賭けた争いも最終盤のRound8。遂に決着します。まずは前巻までの暫定順位のおさらいです

<Round7までの暫定順位表:前巻までの得点状況>

暫定順位隊名得点
7位弓場隊28 + 2 =30全日程終了
8位鈴鳴第一30全日程終了
9位香取隊27
10位諏訪隊26
11位荒船隊30全日程終了
12位那須隊26
ドロシー
ドロシー
僅差でひしめく上位争いも、Round7まで7位だった弓場隊が2点を加算して30点として全日程を終了。残るは最終戦を闘っている香取隊、諏訪隊、那須隊。各隊とも30点を上回る31点が目標よ!

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香取葉子以外が弱い香取隊

高台に陣取った香取隊が逆に押される展開

オペレーター
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マップは那須隊の選択で「市街地C」となりました。玉狛第二のRound2でも使われました。スナイパーが高台に陣取れば圧倒的優位に立てるマップです
ドロシー
ドロシー
でも唯一のスナイパー日浦茜が一番下に転送されて、香取隊のカトリーヌ(香取葉子)とジャクソン(若村麓郎)が高台に転送されたわ
オペレーター
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香取隊が転送位置の利を活かして優位に進めると思われましたが、那須玲のバイパーが障害物をものともせずに香取隊を攻撃。射程の差を活かして、一方的に圧す展開となります

那須玲の変化弾(バイパー)が障害物を逆に利用して威力を発揮

ドロシー
ドロシー
那須玲の変化弾(バイパー)は自在に曲げられるから障害物を気にしないで相手を攻撃できるわよ

諏訪隊の横撃・奇襲・フェイント攻撃

オペレーター
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一方的に攻勢に出ていた那須隊を諏訪隊が横撃。那須玲を防御していた熊谷友子と笹森日佐人が相打ちとなります。諏訪隊は、一気に那須玲を攻撃するか、と見せかけてそれはフェイントで香取隊を攻撃。三浦雄太をベイルアウトに追い込みます
ドロシー
ドロシー
この辺は三すくみの虚々実々の駆け引きね
オペレーター
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防御を失った那須玲は退がりながら、バイパーで牽制攻撃。日浦茜も射撃で援護します
ベイルアウト

熊谷友子、笹森日佐人、三浦雄太

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指揮権を若村麓郎に委ねていた香取葉子

オペレーター
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香取隊は、Round8が始まる前に香取葉子が指揮権を若村麓郎に委ねていました。その為、いつものアグレッシブさが失われて優柔不断な戦い方になっていました
ドロシー
ドロシー
スポーツなんかでもよくある事なんだけどね。理論派と言うか屁理屈粉回して、慎重になってじり貧になるっていうやつね
円城寺
円城寺
でも香取葉子はどういう心境の変化なんでしょうね?「100%麓郎の指示に従う」って
ひとみん
ひとみん
ギャアギャア言われてめんどくさくなったのかなア

那須玲の置き弾・炸裂弾(メテオラ)

オペレーター
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香取隊と諏訪隊にジリジリと追い詰められて、後退していた那須玲ですが、後退しながら罠を仕掛けます。
ドロシー
ドロシー
炸裂弾(メテオラ)を置き弾として置いてきたの。相手が置き弾に近づいたら、ドカンってやる作戦よ。香取隊の若村麓郎がこの罠に嵌って、ベイルアウト
ベイルアウト

若村麓郎

<残存戦力>

香取隊香取葉子、三浦雄太若村 麓郎
諏訪隊諏訪洸太郎、堤大地、笹森日佐人
那須隊那須玲、熊谷友子、日浦茜
円城寺
円城寺
香取隊は香取葉子一人になりましたね
ドロシー
ドロシー
そう。しかも得点はここまでゼロ。順位も諏訪隊、那須隊に追い抜かれているわ
9位香取隊27上位に後4点必要
10位諏訪隊26+2=28上位に後3点必要
12位那須隊26+2=28上位に後3点必要

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香取葉子、エースの意地を魅せる

裏目に出た諏訪の決断

オペレーター
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残った5人の配置は同じ高さの位置に諏訪・堤、香取、那須。低い位置に日浦という配置。同じ高さの位置で数の優位を持つ諏訪隊の動きがカギとなります
ドロシー
ドロシー
諏訪隊としては、香取葉子と那須玲の二択だったんだけど、どっちを攻撃すべきか。諏訪の立場に立ってちょっと考えてみましょう
那須玲

射程が長くて、狙撃の援護もある

香取葉子

『攻め』が持ち味なのに消極的

円城寺
円城寺
これで先に香取を攻めるって言う判断をしたんですね?う~ん、射程の長い那須玲を先に落とす方がセオリーのような気もしますが
風雅
風雅
諏訪としては普段と異なる香取葉子の動きが腑に落ちなくて、確かめたかったのかもしれないですね

奇襲”スパイダー”

オペレーター
オペレーター
向かってくる諏訪隊に対して、香取葉子は「スパイダー」で奇襲をかけます
ドロシー
ドロシー
発案したのは若村麓郎なのよね。若村麓郎の策で唯一巧く行ったわ。ワイヤーで動きを封じられた諏訪は一撃で斃されたけど、ベイルアウト寸前に同じようにワイヤーで動きを封じられていた堤のワイヤーを銃撃で裂いて、自由にする。香取葉子にとっては、これが痛かったわ
オペレーター
オペレーター
香取葉子は、堤の反撃を受けて片足を失います。
円城寺
円城寺
Round8後に諏訪隊の面々が、香取葉子が”スパイダー”を使った事に対して、一様に驚いていましたね。どちらかと言えば”らしくない”という表現が多かったですが、諏訪は「アイツも変わろうとしている」と評価していました

諏訪が香取葉子を高く評価

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ベイルアウト

諏訪洸太郎

蜘蛛の巣からハチの巣

オペレーター
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香取葉子はスパイダーを知られていない那須玲に矛先を変えて、バイパーを躱しての近接戦闘を挑みます。一方、堤は一対一では分が悪いと考えて、出し抜くことを考えます
ドロシー
ドロシー
ここも一つポイントよね。香取葉子が那須玲より先に堤を狙っていたら、というタラレバ
風雅
風雅
確かに堤自身が一対一だときついと言っていますから、その選択もあったでしょうね
円城寺
円城寺
那須玲対香取葉子の美人エース対決は、いつも華麗に舞う那須玲が、蜘蛛の巣にかかった蝶のように動きを止められ、香取葉子のアクロバティックな「縦回転斬り」で斃されちゃいますね。でも、その香取葉子も宙を舞っている所を堤に銃撃されて、ハチの巣になってベイルアウトします
ひとみん
ひとみん
蜘蛛の巣からハチの巣だね
円城寺
円城寺
そしてその堤も日浦に狙撃されてベイルアウト。目まぐるしい戦いでした

香取葉子VS那須玲⇒那須玲ベイルアウト

堤大地VS香取葉子⇒香取葉子ベイルアウト

日浦茜VS堤大地⇒堤大地ベイルアウト

オペレーター
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この結果、最終順位は以下の通りになりました
7位那須隊31=26+3(笹森・若村・堤)+2(生存点)
11位香取隊29=27+2(諏訪・那須)
12位諏訪隊29=26+3(熊谷・三浦・香取)
ひとみん
ひとみん
香取葉子は相手のエースをすべて斃したのに中々得点が伸びなかったね
ドロシー
ドロシー
勝負に勝って試合に負けた、というところね

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日浦茜の後任はまさかの・・・・

オペレーター
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この後、ボーダーを去る人のエピソードがありますが、那須隊の日浦茜は後任に夏目出穂を推薦していきます

 

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