円城寺
テレビアニメ「呪術廻戦」第5話「呪胎戴天-弐-」のレビュー&考察です。第5話は、ちょっと衝撃の展開です。ストーリー展開のご紹介は最後に有ります。「先にそっちを」、と言う方は目次から飛んでくださいね。また、第一話で虎杖を助けた伏黒の心情が切々と語られます。そこに伏黒の行動原理を垣間見ることができます

【呪術廻戦 レビュー考察】第一話「両面宿儺」虎杖悠仁と伏黒恵の邂逅テレビアニメ「呪術廻戦」第1話「両面宿儺」のレビュー&考察です。第一話に登場する主要キャラのご紹介、ストーリーの他、他作品との比較や気になる点などを纏めています。...
もくじ
これで主人公交代なら斬新な展開なんだけど
生き返るでしょ?
円城寺
第5話、新キャラもたくさん登場して、話題がたくさんあり過ぎますが、やはりこの話題、”虎杖の最期”からですか
ドロシー
生き返るでしょ、さすがに。でも今時分ツッコミどころ満載の『生き返り』なんてネタを良く出来たわね
風雅
昔は、少年マンガでもちょくちょく見かけましたが、最近は殆どこの展開は無いですね。鬼滅の刃でも、生き返らないから、緊張感とかスリル、最期の哀しい感動とかがある訳で、ある種、読者に対する”裏切り”的な展開で反発が多くないかな、って思いますね。
円城寺
え!?生き返るんですか。私、伏黒くんとのシーンで感動したのに!、というような感じですかね
主人公交代なら画期的?
ひとみん
でもリゼロとか、生き返りを設定にしている作品はあるじゃない
ドロシー
あれは「生き返る」のが”ネタ”だからね
風雅
第一話で紹介した東京レイヴンズも生き返るのが、ありましたが、あれもそもそもそういう復活術式があるっていう設定でしたからね
ドロシー
これで「主人公交代」ならヒジョーに斬新な展開なんだけどね
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善人こそ、平等を享受すべき
「法の下の平等」は悪人の為?
円城寺
一方、伏黒くんの過去が、断片的ながら少し明かされました
ドロシー
ここのシーンは哲学的でいいわ。「法の下の平等」が現実的には悪人の為にある、っていう現実に抗う伏黒くんの思考・姿勢は、陰のあるキャラで魅力的よ
ひとみん
伏黒くんの思想、行動原理は何か哀しい過去に理由があるみたい
円城寺
回想シーンで一人目の新キャラ登場です。エンディングでフルネームと声優さんが明らかになりました
新キャラは伏黒恵の身内?
伏黒津美紀
名前からして伏黒恵の身内か。声が早見沙織さんなので重要な存在と思われる
円城寺
何か理不尽な不幸を背負ったキャラのようですね。この人の存在が作品のテーマに関わってくると、ただのアクションバトル物の枠を超えそうです
ドロシー
あと、回想シーンの後で、伏黒恵が自分の”めぐみ”という名前に不満を持っている事、名付けたのが父親で今は音信不通ながら生きている事も、明らかになったわね
両面宿儺も認めた伏黒の実力とは?
風雅
伏黒は、たしかにピカレスク的な作品なら主人公にピッタリですよね。ただ、強固な思想・行動原理だけじゃなくって、両面宿儺が興味を持つほどの秘めた力が有りそうですね。
ドロシー
胆力の面でも、両面宿儺を相手にしているのに冷静よね。これだと確かに両面宿儺より格下の特級から「なぜ逃げた?」と思うわ
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怒涛の『新キャラ』ラッシュ
円城寺
Bパートは怒涛の『新キャラ』ラッシュです。公式HPでも紹介されているのでそちらの情報と合わせてご覧ください。まずは敵陣営と思しきキャラからです
敵陣営:クトゥルフみたいなのが出てきた
夏油 傑
今回登場した敵陣営の中では唯一の”人間”。声が櫻井孝宏なので、ラスボスかそれに近い存在と思われる。今回の「呪胎戴天」騒動は彼が画策した模様。五条や虎杖についても詳しい
漏瑚
呪霊。人語を理解して話せる模様。声はパトレイバーで自分自身をモデルにしたキャラ(「シバシゲオ」)にもなったベテランの千葉繁
花御
呪霊。声は田中敦子だが何を言っているか分からない、(でも意味は通じる)という設定
ドロシー
あと、もう一体クトゥルフみたいな呪霊がいたわね。公式HPには水の呪霊とあるわ
呪術師陣営:女性キャラは美人でツンデレそう
円城寺
次は呪術師陣営です。3人と一匹?女性キャラはみなさんおキレイですが、ツンデレっぽいですね。
家入硝子
東京都立呪術高等専門学校の校医。美人だが毒舌そう。能力的にも文豪ストレイドッグスの与謝野晶子みたいな感じか
ドロシー
女性がヒーラーって言うのも多いわね。そのうち、「ジェンダー、ジェンダー」って人たちからクレームがくるかもよ
禪院 真希
東京都立呪術高等専門学校の二年生。少しの登場だがそれだけでツンデレと分かる。オープニングにも出てくるので、重要人物と思われる
狗巻 棘
東京都立呪術高等専門学校の二年生。コロナ禍の前からマスク不要の「withコロナ」仕様。オープニングにも出てくるので、重要人物と思われる
パンダ
東京都立呪術高等専門学校の二年生。公式HPによると蝶野正洋似の学長が作った突然変異の呪骸。オープニングにも出てくるので、重要人物と思われる
ドロシー
”マスク不要の「withコロナ」仕様”って、時代を先取りしててさすがね
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今後の展開予想
円城寺
今後の展開を予想すると、敵の呪霊陣営と団体戦をしつつ、京都校との交流会、という感じでしょうか
ドロシー
京都校との交流会って、”魔法科高校の劣等生”の九校戦編みたいにやっている最中に陰謀が入り込むパターンよね、絶対
円城寺
そうですね。その可能性は高いですね
第5話ストーリー展開
タイムライン
- STEP01アバン特級呪霊の生得領域が消え虎杖を待つ伏黒の前に両面宿儺が現れる。両面宿儺は虎杖が入れ替わりに手古摺っていると言う。その間に虎杖の心臓を肉体より取り出した両面宿儺は虎杖が、そのまま自身に入れ替わると死亡する、虎杖の命は人質だ、と伏黒に言う
- STEP02オープニング映像通常オープニング
- STEP03Aパート伏黒は「心臓無しでは勝てない」と両面宿儺に思わせるしかないと考え、勇気を振り絞って両面宿儺に立ち向かう。しかし、力の差は歴然として、式神の殆どを失い満身創痍になり倒れる。両面宿儺は伏黒の闘いに感心し「あの時なぜ逃げた?」と疑問を呈して、伏黒には特級呪霊を相手に出来る実力があると評価する。伏黒は『津美紀』を思い出し、善人の為に闘う、との決意の元再び立ち上がる。伏黒が術を出そうとしたその刹那、虎杖が身体を取り戻す。心臓が無い状態で身体を取り戻した虎杖は最後の言葉を残し絶命する
- STEP04Bパート夏油傑と呪霊3体が街中を歩く。呪霊のうち、人語を使える漏瑚と夏油傑の会話から、「呪胎戴天」騒動が宿儺の実力を見るために夏油傑が仕掛けたものだとわかる。場面切り替わり東京都立呪術高等専門学校内での虎杖の遺体見分。五条はこれが呪術界上層部の罠だと判断して、怒りを露わにする。家入硝子が登場する。場面切り替わり、落ち込む伏黒と釘崎。そこに2年生三人が現れ、京都との交流戦への参加を勧誘される。伏黒と釘崎は強くなるために参加すると答える。場面再び切り替わり、夏油傑と呪霊の会話。内容から「呪霊」のボスが別にいる事が判明。夏油傑は五条を戦闘不能にして、虎杖を見方につければ、勝てると呪霊に告げる
- STEP05エンディング映像通常エンディング
- STEP06Cパート?「じゅじゅさんぽ」はパンダのお話