オペレーター
テレビアニメ「呪術廻戦」の第十二話「いつかの君へ」のレビュー＆考察です。母親を呪殺されて暴走する吉野順平を虎杖悠仁が止めて救えるか、が焦点となるエピソードです
もくじ
虎杖悠仁に吉野順平を救う手立ては有ったか？
唆されて暴走した吉野順平
円城寺
吉野順平に関しては、結果的には最悪の結末を迎えてしまう訳ですけども、彼を救う手立てが有ったかどうか考察してみたいと思います
オペレーター
吉野順平が暴走した経緯を纏めると以下になります
吉野順平暴走の経緯
【直近】
母親を呪殺される
真人に「母親を呪殺したのはいじめっ子である」と唆される
【それまでの経緯】
吉野順平は虐められていて、周りも助けてくれなかった
真人は言葉巧みに吉野順平との間に”信頼関係”を築いていた
吉野順平と虎杖悠仁の関係性
ドロシー
真人が築いた信頼関係と言うのは、まやかしなんだけど、虎杖悠仁も吉野順平との間に本物の信頼関係を築いていたわよ
風雅
でも人間は最初に思い込まされた印象が強くて、それを払しょくするには時間がかかることが多いですよね。特に吉野順平のように人間不信に陥っている場合は、中々容易ではないと思います
ひとみん
思い込んでしまうと、視野が広く保てないのは人間心理
円城寺
結局、虎杖悠仁は自分が傷ついても、吉野順平の攻撃を受けきることで、吉野順平の目を覚まさせる事に成功するのですね
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目を覚ました吉野順平を救えなかった虎杖悠仁
オペレーター
吉野順平を高専に誘う虎杖悠仁ですが、そこに真人が現れ、「無為転変」で全てを徒労に帰します
円城寺
この辺は無情ですよね。虎杖悠仁は一瞬、真人が呪霊と気づかないですね
ドロシー
彼の持っている呪霊のイメージと外観が違い過ぎたのね。七海健人から”言葉での情報”は得たけど、百聞は一見に如かず、でパッと見て判断できなかったのは仕方が無いわ
風雅
仮に「真人が呪霊」と直ぐに判断できたとしても救えなかったと思いますね。真人と虎杖悠仁の間の戦力差は相当なものです。吉野順平が真人をまだ信頼している状態でしたし、吉野順平を守りながら七海が駆け付けるまでの時間を稼ぐ事すら不可能だったでしょう
虎杖悠仁には救えなかった
虎杖悠仁と真人の戦力差が大きい
吉野順平は虎杖悠仁の言葉を受け入れたが、真人の事も未だ信頼していた
どうすれば吉野順平を救えたか
オペレーター
ではどうすれば吉野順平を救えたでしょうか？
風雅
吉野順平と信頼関係を築いた虎杖悠仁と、真人と対等に戦える呪術師、その両方が必要だった、という事でしょう
ドロシー
結局、呪術師が人手不足でそこまで手が回らない、という段階で詰んでいたわけね
虎杖悠仁一人では、吉野順平を救うのは無理が有った
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『虎杖悠仁ｖｓ真人』タイマン勝負
迫力のあるアニメーション！
オペレーター
ストーリーはここから「虎杖悠仁VS真人」の”タイマン勝負”に入っていきます
円城寺
迫力のあるアニメーションでしたね
ドロシー
鬼滅の刃とかのufoは別にして、アクションシーンで迫力を出すためにモノクロにしたり、ラフっぽく見せたりする技法は他のアニメでも散見されるけど、それだけに終わらない所が流石よね
風雅
当然のことながら二次元なんですけど、遠近の表現とかスピード感の出し方とかの表現方法が上手くて丁寧ですよね
虎杖悠仁が優位なポイント
円城寺
この対戦、真人の方が圧倒的に戦力が上なんですけど、虎杖悠仁にも光明が２つ見えます
ドロシー
一つは虎杖悠仁の攻撃が真人に効く、という事ね。もう一つは真人が虎杖悠仁の魂に触れられない、という事ね
風雅
前者は虎杖悠仁が別の魂を宿していて、魂のカタチを無意識に認識できるから（ｂｙ真人の推察）、もう一つの虎杖悠仁の魂に触れることは宿儺の魂に触れることになり、宿儺の逆鱗に触れるから、ですね
虎杖悠仁の攻撃が真人に効く
⇒虎杖悠仁が別の魂を宿していて、魂のカタチを無意識に認識できる為（ｂｙ真人の推察）
真人が虎杖悠仁の魂に触れられない
⇒宿儺の逆鱗に触れるから
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七海が駆け付け２対１のバトルに！
七海健人が駆け付け
オペレーター
「虎杖悠仁VS真人」の”タイマン勝負”は、それでも真人が圧倒しだしますが、そこに七海健人が駆け付けます
円城寺
七海はすぐに先ほどの二つのポイント、「虎杖悠仁の攻撃が真人に効く」、「真人が虎杖悠仁の魂に触れられない」に気づきますね。
ドロシー
それを活かしてどう戦うかが、次回のポイントね！
