【考察・感想・分析】憂国のモリアーティ第１１話 レビュー

【あらすじ①】

現場に鉄道警察が駆け付ける。鉄道警察はワトソンを容疑者として連行するが、レストレード警部はホームズに任せるように口添えする。鉄道警察は渋るが、ホームズが時速100キロで走る列車の中なので、次の駅までは、犯人はまだ列車にいる事、到着までの４８分で犯人を捕まえる必要があることを言い立て任せる言質を取る。ルイスは関わらない事を進言するがウィリアムは、ノブレス・オブリージュとして事件解決に協力すると答える。現場検証をするホームズとウィリアム。二人は事件が犯人が始発駅のダラムで乗り込み、昏睡強盗をしくじったうえでの突発的な殺人事件であることを看破する。

【あらすじ②】

レストレードは推理の根拠を説明するように求める。犯人と思われる人物の靴跡が１０インチで泥がある事。それで犯人が男性でダラムから乗り込むことが分かるという。次いでワインにはクスリの痕跡がある事、犯人が鞄をこじ開けようとした痕跡がある事から当初は昏睡強盗が目的であると推理する。また状況証拠から、犯人の狼狽ぶりが良くわかると推理を披露する。ウィリアムは残り３９分と告知する。

【あらすじ③】

現場検証を終えたホームズとウィリアムは、それぞれ別に推理する事になる。ウィリアムは、犯罪者心理から犯人像をプロファイルする事にする。

犯人がトイレに行った理由をルイスに問う。ルイスは証拠になる凶器と部屋のカギを処分する目的だと答える。ウィリアムは、それは理由の一つだと答える。犯人にはもう一つ目的があったと―。

ホームズは同じような靴跡があちこっちに有ることに気づく。靴が乗務員の支給品で有ることに気づく。

ホームズとウィリアムは、真犯人に辿り着く―。

事件解決後、ワトソンと和解するホームズ。そんな二人を見つめる怪しい人影―。

その頃、ホームズの兄は女王陛下と密談をしていた。秘密の文書が盗まれたのだった―。