オペレーター
テレビアニメ「憂国のモリアーティ」の第18話「ロンドンの証人」のレビュー&考察です。ウィリアムの身辺調査をするミルヴァートン。果たして、ミルヴァートンが辿り着いたウィリアムの過去とは?
ロンドンの証人
世界で一番有名な裁判
あらすじ ネタバレ →
- STEP01ミルヴァートンの敵意ミルヴァートンは、切り裂きジャック事件を邪魔した存在として、ウィリアムを要注意人物として警戒する。
- STEP02騙し取られた寄付金ウィリアム兄弟が孤児院にいた頃、その孤児院で寄付金が、バクスター子爵に騙し取られるという事態が起こった。ウィリアムは、それをとり返すべく、罠を張り裁判を仕掛ける
- STEP03世界で一番有名な裁判「ヴェニスの商人」を模した裁判でウィリアムはバクスター子爵から、全ての財産を和解金として取り上げることに成功する
- STEP04敵対者の認識過去に貧民街で名も無き少年が、貴族と裁判で争った裁判記録を見たミルヴァートンは、自らの「貧民街の名も無き少年と、モリアーティ家の次男が入れ替わっている」という推論を確信に変える。一方、モリアーティ陣営でも、その裁判記録が調べられることは想定していて、誰が調査に乗り出すか監視していたのだった。そして、ウィリアムもミルヴァートンを”排除すべき最重要の敵”と認識する
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「ヴェニスの商人」
オペレーター
裁判の内容自体は、「ヴェニスの商人」を模したものでした。結果は、全く逆に出ましたが
ひとみん
「ヴェニスの商人」の内容はこちら
モリアーティvsミルヴァートン
ホームズ・シリーズの2大巨悪
オペレーター
ストーリー的には、「モリアーティvsミルヴァートン」の構図が出来上がりました。お互いに相手を敵と認識してロックオンしました。二人は元ネタのホームズシリーズでは2大巨悪となります
ドロシー
まさに怪獣対怪獣。ゴジラvsキングコング。鬼舞辻無惨vs羂索。プロレスのヒール同士のマッチメイクみたいだわ
円城寺
エスカレートし過ぎですよ
ひとみん
戦えばどっちが強いのかな?
円城寺
せっかくだから比較してみましょうか
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個人の戦闘力
オペレーター
個人の戦闘力では、歴戦のアフガン帰りに仕込まれたモリアーティ3兄弟が圧倒しそうです
風雅
人を雇えば、と言う気もしますが、他で圧倒できない場合、最終的にモノを言うのは個人の戦闘力ですからね
円城寺
将棋で言えば終盤力ですね
組織力・人脈力
オペレーター
次いで、組織力です。こちらはミルヴァートンがメディア王と呼ばれる情報網を持っているのに対して、モリアーティはイギリスの情報機関MI6を支配下に置き、スコットランドヤードも掌握していて、ほぼ互角といったところでしょうか
円城寺
お互いに豊富な人脈を持っているので、決定的な差はつき難いですね
ドロシー
お互いがお互いの強味をどう活かすか。相手の弱点をどう攻めるか、という感じよね
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謀略力
オペレーター
頭脳戦ですが、お互いに数々の謀略戦を勝利でこなしており、歴戦のツワモノという感じです
円城寺
ここも互角ですかね
護るべきものがあるか
オペレーター
最後に「護るべきものがある」か、の比較になります。護るべきものがある場合、護りながらの戦いを強いられますので、かなりの不利になります
円城寺
ここはモリアーティ陣営が弱い所ですね。弱者は守る、平等社会を目指すという目的、いずれも戦いにおいてはハンデになりそうです
ドロシー
護りながらの戦いは不利だもんね。その点ミルヴァートンはこの国がどうなっても構わない、弱者を虐げても構わない、誰が犠牲になっても構わないの三無い主義だから、後顧の憂いなく戦える有利さはあるわね
ほぼ互角の戦い?
円城寺
こうやって見ると、ほぼ互角の戦いでしょうか。
個人戦でモリアーティ有利、護るべきものが無く手段を択ばずに攻撃できる点でミルヴァートン有利
2大巨悪の激突!
正に「ゴジラvsキングコング」
「鬼舞辻無惨vs羂索」
次回以降、がっぷり四つの死闘開始!さあ、勝つのはどっちだ!?