りんくう
風雅なオフタイム
オフタイムをエンジョイする大人の為のブログ
2021年アニメ

【考察・感想・分析】アニメ『天空侵犯』全体&第1話レビュー ネタバレ有り

オペレーター
オペレーター
アニメ「天空侵犯」の全体の印象と第1話の感想レビューです。全話視聴済みで、原作は未読です。ネタバレ有りになります

全話を通しての感想

シリアスよりもコメディー色強いサスペンス

デスゲーム的な内容だが、コメディ色が強くシリアス度は低め

ドロシー
ドロシー
大枠はサスペンス、デスゲーム、バトルロワイヤル的なストーリーだけど、時々というより頻繁に笑える要素が散りばめられていて、コメディー色が強くて、シリアス度は低めよ。
ひとみん
ひとみん
「BTOOOM!」とか同系統の作品と比べて、お色気系も明るい内容です

典型的な「俺たたEND」

円城寺
円城寺
原作は連載終了していますが、1クールで収まらない量なのでしょうか、途中で終わり、「俺たたEND」となっています。それが嫌いな人は(制作されるかどうかわかりませんが)続編が出来てから観た方がいいでしょう

全12話で完結していない。「俺たたEND」が嫌いな人は(制作されるかどうかわかりませんが)続編が出来てからの視聴がお勧め。

作画、アニメーションは少しノスタルジック

風雅
風雅
作画、アニメーションは少しノスタルジックなキャラデザ・動きです。最新のエフェクト表現や良く動くアニメーションとは異なりますので、それを期待している向きは避けた方が良いでしょう。但し、作画はキレイでキャラも可愛く描けているし、演出も上手で、アクションで静止画が入る事もありますが、あまり気になりません(※個人の感想です)。

作画、アニメーションはノスタルジックな雰囲気だがクオリティは低くない

円城寺
円城寺
ストーリー展開のテンポが良いので、ここまで挙げたポイントが苦手で無い方は飽きることなく観れると思います

 

スポンサーリンク

百合成分はあまり強くありません。メインキャラで女性が3人いますが百合っぽいのは一人だけ。相手は友達感覚で受け流している

各話レビュー:第1界」

導入部で世界観の説明

【あらすじ①】

アバンで「13日の金曜日」のジェイソンみたいな仮面を被った男が登場。殺戮を行う。

オープニング後、ビルの屋上で電話をかけまくる本城遊理。自分がどうしてここにいるのか、此処がどこなのか分からない様子。両親にはつながらなかったが、兄には電話が繋がる。兄が状況を解っている範囲で説明してくれる。

①この世界は夢や幻ではなく現実である

②ビルの階段は下りの階段が途中で塞がれている。エレベータは無い。

③ビルとビルの間はつり橋で繋がっている

そこまで説明を聞いたとき女性の悲鳴が轟く。本城遊理がそちらを見ると、仮面を被ったコート姿の男が、バットを持って、女性を追い詰めている。女性は「EXIT」の看板がある隙間から飛び降りた。”仮面”の目的は人間を飛び降り自殺に追い込む事だと兄が告げる。兄と会話を続けようとする本城遊理は、日本刀を持ったオーバーオールの”仮面”に襲われる。思わずスマホを手放してしまう本城遊理。オーバーオールの”仮面”がスマホを破壊して、ビルの下に投げ捨てる。本城遊理はつり橋を渡って別のビルに逃げる。

ドロシー
ドロシー
駆け足の展開だけど、要点を抑えてあるから割りと世界観に入りやすいわね
風雅
風雅
兄の存在を巧く活かして、オーディエンスに状況や世界観をを理解させてますよね

スポンサーリンク

目まぐるしい展開

【あらすじ②】

追いかけてきたオーバーオールの”仮面”に追い詰められる本城遊理だが、警官が現れオーバーオールの”仮面”を拳銃で撃って助けてくれる。しかし、その警官もその後、現れた別の警官水下にビルの下に突き落とされてる。後から現れた警官水下に襲われる本城遊理。そこに銃声が轟く。仮面を被ったスナイパーが警官水下を狙撃したのだ。さらにスナイパー仮面の銃弾は本城遊理を襲う。本城遊理は警官水下の持つ銃を手に入れて逃げる。逃げた先で今度は仮面を被ったメイドに襲われる本城遊理。圧倒的な身体能力を持つメイド仮面に追い詰められる本城遊理は、飛び降りると見せかけ、メイド仮面を撃ち、仮面の下半分を破壊する。一時的に自我を取り戻したメイド仮面は、仮面の裏をっ見ると脳を支配される、仮面の裏を見てはいけないと告げ、自ら命を絶つ。

円城寺
円城寺
ここまで中々目まぐるしい展開ですね

<本城遊理を襲った相手>

オーバーオールの仮面

↓(まともな警官が射殺)

モラルがおかしくなった警官:水下

↓(スナイパー仮面が射殺)

スナイパー仮面

↓(逃げる)

メイド仮面

※本城遊理が仮面を破壊。メイド仮面が自ら命を絶つ

風雅
風雅
強調されているのは、世界の異常さに、異常になってしまう人間がいるということと、仮面も元は人間で仮面の裏側を見ると脳を支配されてしまうという事ですね

異常な世界で、モラルが飛んでしまう人間がいる → 警官の水下

仮面は元は人間。脳が支配されている      → メイド仮面

スポンサーリンク

支給品リュックと定期便ヘリコプター

【あらすじ③】

本城遊理は、「敵は仮面ではなく仮面に指示を出している奴だ」と考える。生き残る決意を新たにした本城遊理は、リュックを発見する。中には食料や武器が入っていた。本城遊理は、別のビルに移動しようとつり橋を渡る。その時、移動先のビルにヘリが着陸する。ヘリが着陸したビルに移動した、本城遊理は、女性の射殺体を発見。遺体の上着のポケットに紙があり、そこには「ヘリコプター定期便のお知らせ」というタイトルと、1名限定でこの領域から外に連れ出すとあった。本城遊理は、「罠だとしても行くしかない」と決意する。その頃、スナイパー仮面が同じビルに渡る。銃声がして、人が追い詰められている現場を見た、本城遊理は、助けようとするが、銃を撃って追い詰めているのは仮面ではなく女子高生だった。

ドロシー
ドロシー
「わけわかんない異常な世界」でも本城遊理の思考はかなりクリアよね
円城寺
円城寺
「敵は仮面ではなく、指示を出している奴」とか、かなり冷静な分析で且つ、タフなメンタルですよね。そうでないと話が進まないでしょうけど

スポンサーリンク

1話全体を通して

風雅
風雅
導入回ですけど、世界観をオーディエンスに説明しつつかなりテンポ良く、スリリングにエピソードを繋いでる印象です。サバイバル系やデスゲーム系に拒否感がなく、冒頭記載のある特徴が合う人にはお勧めです
ドロシー
ドロシー
1話の引きはかなり上手よね

【1話で分かった事】

①この世界は夢や幻ではなく現実である

②ビルの階段は下りの階段が途中で塞がれている。エレベータは無い。

③ビルとビルの間はつり橋で繋がっている

④仮面の目的は人間を絶望させて自死に追い込む事。

⑤異常な世界で、モラルが飛んでしまう人間がいる

⑥仮面は元は人間。仮面を被ることで脳が支配されている

⑦支給品のリュックがある。中身は食料とか武器。

⑧ヘリコプターの定期便があり、1名限定で領域から外に連れ出してくれる?

【謎】

①本城遊理たちはどうやってこの世界に来たのか?

②そもそもこの世界の目的は?

③仮面に指示を出しているのは誰か?

④仮面はなぜ身体能力が高いのか

⑤定期便ヘリコプターは本当に領域外に運んでくれるのか?

世界観を説明しつつ、かなりテンポ良く、スリリングにエピソードを繋いでる

 

ABOUT ME
風雅クラブ
日本のポップカルチャーを風雅に楽しみたいクラブです。
RELATED POST