早くも、「風の谷のナウシカ」に似ている、とか「天空の城ラピュタ」に似ているという評判が立っています
「天空の城ラピュタ」はシータが空から落ちてくる出会いでしたが、『大雪海のカイナ』の場合は、下から浮き上がってくる出会いでしたね。
なぜ『大雪海のカイナ』なのか?
スポンサーリンク
軌道樹と雪海と天膜
世界観ですが、『軌道樹』という巨大な樹木が点在する世界です。そして『軌道樹』の根本付近は「雪海」で覆われています。『軌道樹』の上には「天膜」という膜が広がっている
『軌道樹』
© 弐瓶勉/大雪海のカイナ製作委員会
「雪海」
© 弐瓶勉/大雪海のカイナ製作委員会
「天膜」
© 弐瓶勉/大雪海のカイナ製作委員会
そして主人公のカイナは「天膜」で暮らす少年。カイナが出逢うリリハは「雪海」が広がる『軌道樹』の根本にあるアトランド国の王女という設定です
「天膜」のカイナじゃない理由
そうですね。むしろカイナと一緒に暮らしている「天膜」の人たちは、「雪海」に人間が暮らしているとは考えていなかったようです。カイナはちょっと「雪海」に人間が暮らしている可能性に期待していたようですが
例えば、ナウシカは、「風の谷」の民だから、「風の谷のナウシカ」であることを考えると、まずはこのタイトルに引っ掛かりますよね
仮説1:「雪海」に引っ越す
まずは、「天膜」から「雪海」に引っ越す事でしょうか。
本人たちが良ければ連れて行けばいいんじゃないでしょうか。それにしても、”痛風持ち”は酷いネーミングですね
仮説2:カイナが雪海を製造する
もう一つのパターンとしては、カイナが「雪海」製造するパターンでしょうか
こんなのがありましたよね
© 弐瓶勉/大雪海のカイナ製作委員会
それをカイナが発見するとか・・・。カイナが雪海を製造すれが「大雪海のカイナ」って呼ばれても不思議ではないですよね
スポンサーリンク
世界が滅ぶ理由
天膜の穴と水資源の枯渇
大ばば、中ばば、中じじ、痛風持ちの会話で、「天膜」の上の世界では、「天膜」の穴が増えて、『軌道樹』からの水の供給も落ちている事が心配されていました。『軌道樹』そのもの寿命が近づいているようです
「天膜」の上の人にとっては世界の終わりが近づいている感じでしょうか?
水資源の奪い合い
一方、『軌道樹』の下の世界も滅びつつあるようです
水資源の奪い合いの様ですね。でも、「天膜」も水資源が枯渇しかけているようなので、すんなり助けられるわけではなさそうです。
『大雪海のカイナ』の世界では、『軌道樹』の根本の国々も、『軌道樹』の上の「天膜」も水資源が枯渇しかけて、両方の世界が滅びかけている
スポンサーリンク
賢者か勇者か
賢者
ファンタジーの世界では、知恵者又は、魔法使い
勇者
ファンタジーの世界では、戦士
戦闘力は高くなさそうですからね。反面、文字の学習に前向きだったり、固定観念にとらわれず、柔軟な思考が出来たり、賢者の素養はありそうです
手をつなぐ認証儀礼は、細切れになった値打ちを受け渡す
握手の事では?最後、アトランドとバルギアが握手するとか・・・
「雪海」が人工物だと仮定すると
<雪海が人工物の場合、作った目的>
(仮説1)大地が汚染されて、直接触れると危険なので雪海で覆った
(仮説2)水資源の枯渇を考慮して、代替品として産み出した
カイナが魔法のように雪海を水資源に変換すれば、まさにこの世界の”賢者”でしょうか