偽悪が下手なエレン
三人の再会
【あらすじ①】
アルミン、ミカサの部屋に現れたエレン。エレンはエレンは掌から流血して、即時巨人化できる状態で、椅子に座る。ハンジ達は移動してもらっただけで大丈夫、静かに話がしたいだけだと告げる。アルミンはエレンがどうして単独でマーレ襲撃に至ったのか、どうしてジークやイェレナに懐柔されたのか問う。エレンは「自由意思で選択した」=操られてはいない、と答える。そして、レベリオでジークから巨人について、マーレが知っている以上の知識を得たと言う。例えば、アルミンがアニのところへ通っているのはベルトルトの意識に影響されているからだと告げる。また、アッカーマンの秘密についても詳細に学んで知識を得たという。ミカサについては、アッカーマンという護衛対象を守る自我の無い”奴隷”だという。子供の頃の出来事でエレンを護衛対象の宿主だと思い込み、アッカーマンの力に目覚めた、それが今のミカサ・アッカーマンであると。そしてそういう自由意思のない家畜のような存在は嫌いで、ミカサについても子供のころからずっと嫌いだったと告げる。傷つき涙するミカサを見てエレンに殴りかかろうするアルミン。ミカサがアルミンの腕を極めてねじ伏せる。ミカサ自身どうしてこうした行動をとったのか自覚がない表情で、心ならずも、エレンの言説の正しさを証明してしまう。エレンは、殴りかかって来た、アルミンを痛めつけた後、二人とガビを連行するように兵士に命令する。
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エレンが述べたアルミンの状態
アルミンの人格はベルトルトに操られている
アルミンがアニに頻繁に逢いに行くのは、ベルトルトの意志によるもの。今のアルミンは敵国兵に恋する敵国兵に操られている状態、と言える。
それミカサにしか当て嵌まらないよ
アッカーマンについてエレンの解釈
・アッカーマン一族は王の護衛として設計された
・本来の自分の意思と、護衛の本能が衝突する時に頭痛が起こる
ミカサは子供時代の出来事でエレンを護衛すべき宿主と偶然思い込み、能力を覚醒させて、その後もアッカーマンの呪縛のままにエレンに執着し続けた
自己犠牲の覚悟を決めたエレンの偽悪
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なぜガビまで連れていくか?
リヴァイ、最大の見せ場
犠牲を強いた仲間たちへ~リヴァイの誓い
【あらすじ②】
リヴァイはピクシスにエレンでなくジークを捕食させるように進言する決意を固める。ジーク支持者たちが何を画策しようと、ジーク本人が死亡すれば全て解決するとピクシスに伝えるように部下に命令する。リヴァイは、エルヴィン・スミスへの誓いを思い出す。そしてピクシスの了解が無い場合でも、ジークを巨人に捕食させる決意を固める。ジークの様子を見に行ったリヴァイにジークが問う。ワインは残っているのか、と。一滴も無い、というリヴァイの返答を聴き、ジークはリヴァイの隙を伺い、一目散に駆け出す。雄叫びをあげながらー
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どれだけの犠牲を払って来たと思ってるんだ!
【あらすじ③】
枝の上でジークを囲んでいた完全武装の兵士たち30名が軒並み「無垢の巨人」へと変貌する。僅かな油断をつかれた形のリヴァイ。巨人たちは通常の「無垢の巨人」と異なり、動きが速く、素体となった人物の容貌を色濃く反映している。少し動揺したリヴァイだが、すぐに巨人たちを切り伏せて、ジークを追う。ジークは逃げる途中、エルディアは戦力差や状況を的確に判断できていないと呟く。戦力差は大きいし、時間も残されていないと。
リヴァイが追いつく事に狼狽えるジーク。獣の巨人化するが簡単に倒されてしまう。
「何だよ~!もう~!」
エレンと待ち合わせ?時間と場所?
ジークとエレンは時間と場所を決めて待ち合わせをしていた。
イェーガー派はそれを知らされていなかった。
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ウザさ増す”ヘイト要員”フロック
フロックのアジ演説
【あらすじ④】
ハンジを人質にシャーディスが訓練を行っている訓練兵団の場に現れるフロックとイェーガー派。時代遅れの訓練を強いられる、訓練兵たちの士気は低く、聞こえよがしに不満を述べているところであった。シャーディスへ銃口を向けたフロックたちは、訓練兵たちにイェーガー派の正義と正当性を訴え、仲間になるように促す。仲間になる意志を示した者には、シャーディス教官が淘汰すべき古い悪習そのもので、痛めつける事で覚悟を示すように言う。それに従う訓練兵たち。アルミンやミカサたちは地下牢に閉じ込められている。
一方、ジークが目を覚ました時、彼は馬車の上で、腹には雷槍が突き立てられ、起爆ワイヤーが首にくくられていた。そのような状況で、ジークは眼鏡はどこだ?とリヴァイに問う。
眼鏡の秘密