戦い終えて
ROUND5解説と夫々の戦後
【あらすじ①】
B級ランク戦ROUND5、香取隊vs玉狛第二vs柿崎隊は、玉狛第二が7点、香取隊と柿崎隊は夫々1点と玉狛第二の圧勝に終わった。対戦後の振り返り解説では、解説者の出水と時枝がワイヤー戦術を絶賛。但し、結果を知った木虎と二宮の反応はそっけなかった。一方、柿崎隊については、普段通り出来ていたが、三人のフォーメーションに拘って、雨取を抑えに行くのが遅れたのが敗因と分析された。柿崎はチームの反省会で謝罪をしたが、チームメートは今まで通り、フォーメーションを大事にするように進言する。一方、香取隊では香取葉子が荒れて「ボーダーを辞める」と言い出すが、三浦が宥める。一旦、「辞めたいなら辞めれば」と突き放した染井華は、「悔しいと思えるなら、まだ強くなれるはずだから」と諭す。
木虎と二宮の素っ気ない反応
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大丈夫。まだ強くなれるからはずだから
香取葉子がボーダーに入隊した理由
染井華からすると、香取葉子にはやりたい事をやって欲しいとの思いがある
ヒュース入隊交渉に向けて
勝利の宴で
【あらすじ②】
玉狛支部では、ROUND5勝利の祝賀食事会が行われていた。その席でヒュースが玉狛第二入隊の意志があることが明らかになる。小南は、大規模遠征で千佳を狙った事や、玉狛第二の新戦術が効果を出している事を理由に反対するが、ヒュースはもう千佳は狙わないと言い、千佳も反対はしないという。また、ヒュースは玉狛第二の新戦術は穴だらけで、空閑游真が落ちればそれまでと言う危うさは解消されていないと指摘。三雲修は、ヒュースの指摘はもっともで、戦闘経験の豊富さに魅力を感じるが、ヒュースの角や外国人ぽい見た目からくる身元を気にする。角はトリオン体で誤魔化せると宇佐美はいい、迅が玉狛の元ネイバーエンジニアの親せきにするから身元は大丈夫と請け合う。但し、ヒュースは、主への忠義からアフトクラトルの情報は話さないという。三雲修はその条件を呑んでボーダー上層部と交渉する事を承諾する。
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角は角無しのトリオン体
ネゴシエーター修
交渉
【あらすじ③】
交渉日当日。交渉開始前に修は林藤支部長にあるお願いをする。修はボーダー上層部とヒュースの入隊交渉をする。根付は早々に門前払いをしようとする。城戸司令は、アフトクラトルの情報を提供するか、と問うが、ヒュースはそれを拒絶する。緊迫する雰囲気の中、夫々の思惑を秘めた交渉が佳境を迎える。
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隊長の役目