【考察・感想・分析】憂国のモリアーティ第１４話 レビュー

【あらすじ①】

英国政府と犯罪卿からアイリーン・アドラーの命を守る。その方法が「最悪の策」しか考えられずに苦悩するシャーロック。遂にその「最悪の策」を選択する。シャーロックはアイリーン・アドラーを見送りながら、絶対守ると心の中で誓う。

【あらすじ②】

アイリーン・アドラーは、アルバートに「世界をよりよく変革する」という目的に偽りはないか念を押し、文書を渡そうとする。それをシャーロックが遮る。同時に教会を警官隊で囲む（実は偽装）。シャーロックは自分ではアイリーン・アドラーの命は守れない、それが出来るのは犯罪卿だけだ、という考えに至った経緯を説明する。アルバートは、アイリーン・アドラーの命を守る担保として、自身の正体を記した紙をアイリーン・アドラーに書かせて、封をしたうえでシャーロックに渡す。もし、約束を違えたと思えば封を開封して正体を明かすという取引だった。取引終了後、アルバートは先に一人立ち去り、シャーロックとアイリーン・アドラーに別れの時間を作る。

【あらすじ③】

モリアーティ陣営は、マイクロフトとの交渉を行う。モリアーティは、モリアーティプランを説明した上で、沈黙を要求する。マイクロフトはモリアーティプランから逸脱・暴走しないことを条件に、モリアーティプランを承認する。マイクロフトがワトソンに何かを伝える。シャーロックは帰宅する時、男性から「Good-night, Mister Sherlock Holmes.」と声をかけられる。モリアーティは、死体置き場から、アイリーン・アドラーの代わりなる死体を調達して死を偽装していたのだった。