オペレーター
オヤジの憩いアニメ、「ウィ・アー・ザ・ワールド」世代にささるギャグ満載の「オッドタクシー」。第2話「長い夜の過ごし方」&第3話「付け焼き刃に御用心」の感想レビューです。アニメ10話にて、小戸川が山本に襲われた際、白川が助けましたが、なぜ白川に小戸川の居所がわかったか、については明確な説明は有りませんでした。そちらの種明かしについては、こちらの記事に纏めています
【考察】オッドタクシー 白川が山本に襲われている小戸川の居所を特定できた理由と、田中・和田垣の関係衝撃のラストシーンで終わったテレビアニメ「オッドタクシー」。アニメでは説明されずに残った謎ですが、その幾つかは、小説版や漫画版で補完されています。『アニメ10話にて、小戸川が山本に襲われた際、白川が助けたが、なぜ白川に小戸川の居所がわかったか?』、『アニメ5話で、和田垣さくら(ニセ三矢ユキ)が、田中から渡されたスマホを小戸川のタクシーに忍ばせたが、和田垣さくら(ニセ三矢ユキ)と田中の関係は?』の2つの謎について、説明されている事を整理します。...
ひとみん
この記事では、白川が小戸川のタクシーにGPSを仕掛けたタイミングを考察します
もくじ
「写真とか無いの?」「あるよ。見たい?」
ずっと手は膝の上
オペレーター
1話の終盤で、小戸川のタクシーに乗った白川ですが、最初はずっと膝の上に手を置いていました
【考察】オッドタクシー第1話感想レビュー 映像言語と会話劇で魅せるディープなミステリ作品オヤジの憩いアニメ、「ウィ・アー・ザ・ワールド」世代にささるギャグ満載の「オッドタクシー」。第1話「変わり者の運転手」の感想レビューです。ナレーションが無く、モノローグも少なく、映像言語と会話劇でストーリーが進む作品です。ディープな世界観の中、シニカルな主人公、小戸川の会話を中心にストーリーは進みますが、要所で巧みな伏線とミステリー要素が混ぜられて、病みつきになる要素に満ちています。...
円城寺
小戸川はずっとラジオをつけていて、無言だったんですよね
ドロシー
今から思うと警戒されるような動きを避けていたようにも見えるわね
眠れない小戸川に、「羊を数える」というありきたりの方法を教える白川。
身の上話
オペレーター
白川が、「ウィ・アー・ザ・ワールド」のMVPについて、シンディローパーを推す意見を出した後、お互いの身の上話に進展します
小戸川は小学校の頃家族がいなくなった
白川は看護学校で奨学金を借りた事を後悔している
白川は宮崎出身
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白川を乗せた小戸川
スマホ画面に「全集中」した小戸川
オペレーター
この後、小戸川の求めに応じて、白川が「好きな人」の写真を見せるシーンがあります
スマホに見入る小戸川
ドロシー
こりゃ、全集中だわ
ひとみん
花江夏樹なだけに
円城寺
花江夏樹なだけに
風雅
このタイミングでしょうね。小戸川の神経がスマホの画面に「全集中」していますし
三矢ユキ入れ替わりの示唆
ダンスのキレが悪くなった
オペレーター
Bパートでは、オッドタクシー最大の謎、「練馬の女子高生失踪事件」の真相に関わる、重大な情報がありました
二階堂ルイと今井の会話
ドロシー
このチェキを撮影した後で、今井が、三矢ユキ入れ替わりを示唆する証言をするのよね
「三矢さんのダンスのキレが悪くなった」
仮面をつけている”三矢ユキ”
三矢ユキの不満
オペレーター
山本にグッズの手売りを指示された三矢ユキは大層不満そうでした
ドロシー
何で二階堂ルイは免除なんだ、って不満タラタラだったわね
オペレーター
その後の市村しほとの会話で、三矢ユキの考え方が判明しました
三矢の思考
自己肯定感が強い
親の愛情を受けていると認識
先輩に対して遠慮なし
小戸川と今井
オペレーター
この後、小戸川のタクシーに乗る今井ですが、そこで再び三矢ユキに言及します
今井が考える三矢ユキのセールスポイント
身体能力の高さをうかがわせる高次元のダンス
踊る三矢ユキ
ドロシー
つまり、三矢ユキの最大のセールスポイントは、ダンスなのにそのダンスのキレが悪くなったって言う事ね
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羨ましすぎる10億円
オペレーター
今井は、この後、小戸川に推薦してもらった番号で宝くじを購入します
小戸川におススメの番号を聴く今井
ドロシー
でも小戸川は、どうしてあの番号を言ったんだっけ?
円城寺
確か、この写真を見ながらでしたね
ドロシー
え!?、この写真からどうして、あの番号が出てきたの?また、悩むわ
円城寺
ん~分からないですね。2番と10番と12番で、もう共通点がわかりません
幸せのボールペンとドブ
馬場とズーデン
オペレーター
新宿で、今井を降ろした小戸川のタクシーにホモサピエンスが乗車します
円城寺
ここで馬場がズーデンをやっているという情報が出るのですが、これはただのミスリードでしょうか?
ドロシー
アイコンが有るっていうのが、12話に繋がるんじゃないかな
幸せのボールペン
オペレーター
サンバイザーに幸せのボールペンが確認できますが、ホモサピエンスはコンビ間格差が出来つつありました
お笑い芸人に対して、「芸のクオリティ」よりも、「好感度」を重視する風潮をシニカルに表現
ドロシー
この風潮が、世間が求めているもなのか、テレビ局などのメディアが求めているモノなのかは、「鶏が先か、卵が先か」論そうよね
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ドブに居所を察知される
オペレーター
ホモサピエンスを降ろした所で、ドブがタクシーに乗り込み小戸川に拳銃を突きつけます
拳銃を突きつけるドブ
円城寺
白川が仕掛けたGPSで場所を特定した、と考えるのが至当でしょうね
オペレーター
2話はここまで。これからは3話になります
ドブの目的
ボス黒田との会話
オペレーター
ドブは、ボスの黒田から「練馬の女子高生」の行方を捜すように依頼を受けました
ひとみん
ここの会話、柿花が勘違いしているシーン、面白かった
円城寺
ただ、ここの会話で重要な情報が盛り込まれていました
ドブが小戸川を狙った理由
オペレーター
ボスとの会話で、「練馬の女子高生」失踪事件にヤノが絡んでいると察知したドブは、ターゲットを小戸川から、ヤノに変更します
円城寺
ここの流れを整理しますと、
ドブの当初の目的
【当初の目的】
小戸川を脅迫する
<その準備>
情報収集の為にドラレコを入手
白川を小戸川に近づけさせ、タクシーにGPSを仕掛けさせる
ひとみん
でも、どうして小戸川が関わっているとみんな思ったの?
「練馬の女子高生」が失踪直前にタクシーに乗った
一人暮らしの小戸川が部屋で誰かと会話している?
オペレーター
上記の情報を大門が口外していると思われます
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ターゲット変更
オペレーター
しかし、黒田との会話を契機にドブはターゲットを変更します
ドブが考えた次の手
小戸川を脅迫しようとしていたことが黒田にバレない様に口止め
この事件にヤノが絡んでいると推察して、ヤノを失墜させるためにドラレコをエサに罠を張る
ドロシー
口止めは、「せこいシノギをしている事を隠す」ボスに対する見栄よね。ヤノの失墜と一石二鳥を目論むわけね
大門兄弟との因縁?
オペレーター
警察に助けを求めようとした小戸川ですが、駆け付けた警官が大門兄でもみ消されます
円城寺
ここで、大門兄弟がタクシードライバーを嫌悪する理由が示唆されました
オペレーター
脅迫拒否の構えを見せる小戸川ですが、白川を材料に脅迫されて、最後は折れたようです
小戸川、痛恨のミス
オペレーター
ドブを降ろした後、呼び出してきた白川の元に慌てて駆け付ける小戸川ですが、道中慌て過ぎたのか、田中をひきそうになります
円城寺
これが、新たな波乱の引き金になるのですね
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