エラン・ケレス
スポンサーリンク
これまでのエラン・ケレス
- 周囲と会話せずにアルトゥール・ショーペンハウアー著の哲学書「意志と表象としての世界」を読む(1話)
- エアリアルがガンダムであると看破する(1話)
- 監禁状態のスレッタに食事を差し入れ、「キミに興味がある」と告げる(2話)
- スマホ式の生徒手帳でスレッタと連絡先を交換して、スレッタの「やりたいことリスト」12番『連絡先交換』を達成をサポート(3話)
- 決闘でスレッタが勝利した瞬間、真っ先に”祝福”のメッセージを送る(3話)
- 実技試験のサポートメンバー集めに苦労しているスレッタの前に現れ、自分が所属するペイル寮へ誘うが、ミオリネ・レンブランに阻止される。その際、自身はミオリネに興味がない事を告げる(4話)
意志と表象としての世界
エラン・ケレスが読んでいた哲学書「意志と表象としての世界」ですが、これまでの考察で本論は、『水星の魔女』の作品テーマと密接に関わっているのではないか、という仮説をたてました
しかし、エラン・ケレスについては、以下の部分から、寧ろ序文の方が、深くかかわっている感じがします
- エラン・ケレスはガンダムに興味がある
- スレッタに関心を持ったのもスレッタがガンダムを駆っている為
- 魔女が勝つことを望んでいる(決してスレッタではない)
- スレッタを自陣営に取り込もうとしている?
3話の決闘でもスレッタの勝利を願うというよりも、スレッタが魔女である確信を得たいという様子がありありと伝わります
スレッタ・マーキュリー、君が魔女なら切り抜けられるはずだ(エラン・ケレス)
勝利の瞬間、真っ先にエラン・ケレスからスレッタに送られたメッセージ
© 創通・サンライズ・MBS
まがいものではないほんものの仕事は、それを産み出す能力のない連中がともに結束して擡頭をはばむことがなければ、もっとたやすくこの世に場所を得られることであろう。
世の中のためになるはずのものが、息の根をとめられないまでも 、世に出るのを妨害され遅らされることが従来も少なくなかったのはこうした事情のせいである。
「意志と表象としての世界」序文より
【『機動戦士ガンダム 水星の魔女』に置き換え】
『まがいものではないほんものの仕事』=GUNDの研究
『それを産み出す能力のない連中がともに結束』=カテドラル
『擡頭をはばむ』=ヴァナディース機関を壊滅してガンダムを禁止する
『世の中のためになるはずのもの』=ガンダム
スポンサーリンク
エラン・ケレスはガンダム・ファラクトに搭乗することが告知されており、ガンダムに対して肯定的な立場である可能性は高い
生命倫理か軍事技術か
しかし、それは医療技術としてではなく、軍事技術としてかもしれません
但し、デリング・レンブランが生命倫理を理由にガンダムを禁止したのが、建前であったことも2話で明白になりました
デリングやモビルスーツ評議会が、ガンダム開発計画を阻止したのは、生命倫理は表向きの理由で、アーシアンの軍事技術向上を阻止するのが主目的
エラン・ケレスの小ネタ
マネキン王子
ミオリネがエラン・ケレスのことを”マネキン王子”と呼ぶ。他にそのあだ名で呼んでいる生徒はいないので、アスティカシア高等専門学園内で一般的に使われているあだ名かどうかは不明
人形のような儚げな王子様
エラン・ケレスのキャラクターデザインコンセプト
ペイル寮の筆頭
だけど、孤高の人
ベネリットグループ内の御三家ペイル・テクノロジーズ社が擁立するパイロット
スポンサーリンク
ペイル・テクノロジーズの謎
ペイル社とは
ベネリットグループ御三家の一角で、ニューゲン、カル、ネボラ、ゴルネリの4人からなる共同CEOの合議制で運営される
4人の共同CEO全員が、首から側頭部の部分がGUNDになっている
ガンダムの禁止、ヴァナディース機関への攻撃、オックス・アース・コーポレーションに対する企業行政法による強制執行に関わっていないということです
大胆な予想ですね・・・・・。
黙示録の四騎士
【四騎士の構成】
ホワイトライダー:侵略戦争
レッドライダー:内戦、内乱
ブラックライダー:飢饉
ペイルライダー:死と荒廃
ペイル・テクノロジーズとエラン・ケレスはガンダムを軍事利用して紛争を起こす側か?
宇宙で生きていくためには適応できる身体が必要なのさ
こんな兵器じゃなくてね
ルブリスは私たちが目指すガンドの未来。人類の可能性を切り開く新たな扉(byカルド・ナボ)
旧来のガンダムではエラン・ケレスもペイル・テクノロジーズも、ラスボス若しくは、悲惨な最期を迎える側だと思われますが、新しいガンダム「水星の魔女」ではどうでしょうか?
公開情報
キャラクター設定
まずはチュアチュリー・パンランチです。
◆◆チュチュ設定集解禁◆◆
本アカウントをご覧の皆さまに、
パイロットスーツを着たチュチュの設定集を公開!チュチュの登場した #水星の魔女 第4話は、
各種配信サービスにて配信中です!▼放送・配信情報https://t.co/bxEEPSO7py
#G_Witch pic.twitter.com/LVIqt1iWqR
— 機動戦士ガンダム 水星の魔女 (@G_Witch_M) October 27, 2022
◆◆フォロワー数28万人達成◆◆
フォロワー数が【28万人】を突破しました!
本当にありがとうございます!フォローくださっている皆さまに、
ニカとチュチュの2人の表情集を一挙に公開!配信中の第4話もぜひご覧ください!
— 機動戦士ガンダム 水星の魔女 (@G_Witch_M) October 28, 2022
氷の瞳に映るのは
ザウォートvsホバー砲戦型MS×3
まずは前提としてエランが搭乗するザウォートと相手のホバー砲戦型MSのそれぞれの特徴を理解しましょう
<ザウォートの特徴>
バックパックに巨大な2門のスラスター(推進ユニット)が装備されていて、飛行が可能。武器はビームカービン(ライフルの短銃身)とビームサーベルが2。火力よりも機動力を優先したモビルスーツ。
<ホバー砲戦型MSの特徴>
両肩に大砲二門と両腕にミサイル、そしてライフルを所持。火力を重視したモビルスーツ
ザウォートは、スピードに優れるが、近距離用の兵器しかないので距離を詰めて戦いたい。ホバー砲戦型MSの方は、砲撃が長所でスピードに劣るので近づけさせないように距離をとって集中砲火で勝負を決めたい
- セオリー通りホバー砲戦型MSは、射程の間合いで集中砲火で攻撃
- エランは空に逃げると思わせて、ホバー砲戦型MSのミサイル攻撃を誘発
- ホバー砲戦型MSがミサイルを撃ちきったタイミングで、エランは3機のホバー砲戦型MSのミサイルの弾幕を利用して、敵が気づかないうちにスラスターを機体前方に向け逆噴射で一気に距離をつめる
- 射程範囲に入ったタイミングでビームカービンで攻撃。揃った場所にいる2体は同時に破壊
- 残る一機はサーベルを抜くが、二刀流のエランは片方で相手サーベルを制して、もう片方でブレードアンテナを切断する
エランは相手の火力を上手く活用して目隠しの弾幕をつくり、一気にザウォート有利の距離に持ち込み、ケリをつけました。
逆噴射するザウォート。一気に得意の射程に持ち込む
© 創通・サンライズ・MBS
今回の決闘は、エランのデータを取る為の決闘で、身体に想定の負荷をかける目的があったものと推察されます。
強化人士4号
いきなり衝撃の事実が明らかにされました。エラン・ケレスは強化人士4号でした
【強化人士】
人体が元々備えている成長プロセス以外の人工的な手段によって、GUNDフォーマットの欠点であるデータストームに対する耐久力を強化をされた人間(?)。パーメットが流入すると皮膚が赤く発光する。顔も変えられ、いつ生まれたのかもわからない模様。
4号と言う事は、少なくともモルモットになった人が3人いたという事ですね
© 創通・サンライズ・MBS
強化人士4号に動いてもらいましょう。彼ならあれがガンダムかどうか確かめられるはず。その為に用意したのですから(ニューゲン)
© 創通・サンライズ・MBS
プロローグでカルド・ナボが「人が宇宙で生きていくためのモノ」としたガンダム。しかし、ガンダムの為に人を改造する方向に舵をきっているペイル社。黙示録の四騎士なのか。ペイル社の4人の共同CEO。その正体と目的は?
従来のガンダムでは、ラスボスとして散っていくか、悲劇的な最期を迎えそうなキャラと事前考察で整理しましたが、新しいガンダムなので、エラン・ケレスを呪いから解放してあげる展開ですかね
エランの勘違い
これはガンドフォーマット・・・、いや、あの感覚がこない。脳に手を突っ込まれるようなザラついた。パーメットが反応していない。ならば、呪いをクリアしているのは・・・。スレッタ・マーキュリー、キミはボクとはちがう(エラン・ケレス)
鬱陶しいよキミは!モビルスーツが家族?あんなモノ僕には呪いでしかない。同じだと思ってたのに、キミはボクと・・・(エラン・ケレス)
© 創通・サンライズ・MBS
エランがスレッタに優しかったのは、スレッタが自分と同じ強化人士で、自分と同じように苦痛を味わっていて、苦しみを共有できるんだと思ってたから
エランに邪険にされてショックのスレッタ
© 創通・サンライズ・MBS
エランvsグエル
スレッタを泣かしたことに激怒したグエル。エランをそれを利用してグエルを挑発。ガンダム・ファラクトの試験の相手をちゃっかり確保する
- ディランザ(グエル)が牽制用のビームバルカンで攻撃。そのまま白兵戦に持ち込むも舞い上がった砂塵を煙幕にして、ファラクト(エラン)が有利な射程の距離をとる
- この時、静電気を帯びたレゴリスをみてエランは何やら作戦を思いついたよう
- ファラクト(エラン)はビットを展開。スタン効果(一時的な麻痺効果)を持つ電磁ビームでディランザ(グエル)を攻撃
- 電磁ビームでの攻撃でビームライフルを脱落させるディランザ(グエル)。電磁ビームを避けながら反撃できる唯一の武器を失う。しかし、グエルは大型のヒートアックスでレゴリスを巻き上げ煙幕を起こし、卓越した操作技術で電磁ビームをかわしながらファラクト(エラン)に近づく
- しかし、それはエランの罠でビームトーチで攻撃をしようとするもディランザ(グエル)は動きを止める。
電磁ビームの導電性を利用してレゴリスを帯電化させましたね。関節駆動部に吸着させる事で、過負荷状態を引き起こした。その要因を作ったのは、グエルさん自身です(ロウジ)
好感度は上がったが、噛ませ犬で有る事に代わりは無かったグエル
© 創通・サンライズ・MBS
エヴァンゲリオンのオマージュか?
© 創通・サンライズ・MBS
「翼をください」が流れるシーンのような悲壮感がありました。実際はブレードアンテナが折られるだけですが
© 創通・サンライズ・MBS
戦争物じゃないガンダムで、如何に緊迫感や悲壮感を演出するか、という工夫だと思われます
スレッタを護ろうとしたグエル、敗れる
最後のグエルの叫びはスレッタに危害を加えるな、という「やめろ!」なのか・・・
ファラクトの疑惑
それをペイル社がどう切り抜けるか。そもそもファラクトの試験をする時点で疑惑を向けられることは想定しているはずなので、段取りがあるのでしょう
ベルメリア・ウィンストン
もう一人の魔女
そして、5話で初登場したペイル社所属の強化人士の管理やガンダム・ファラクトの開発をした女性技術者ですが、プロスペラの後輩で有る事が明かされました。
プロスペラに「お久しぶりです、先輩」と話しかけるベルメリア・ウィンストン
© 創通・サンライズ・MBS
「プロスペラ=エルノラ」だとすると、エルノラは、ヴァナディース機関の研究員なので、ベルメリア・ウィンストンもヴァナディース機関の研究員だったと思われます。ちなみにオックス・アース・ コーポレーションの社員だったのは、エリクトの父親だったナディム・サマヤです。
事前考察でしたように、ペイル社はヴァナディース機関壊滅に関わっていないので、ベルメリア・ウィンストンを何らかの手法で保護していたものと思われます
プロスペラに逢いに来た目的は?
恐らくエアリアルの情報を得る為でしょう。別の可能性としては何らかの共闘を申し入れる為と言う可能性もあります
(仮説1)プロスペラからエアリアルの情報を引き出そうとした
(仮説2)ガンダムを世に広める為プロスペラと協力したかった
プロスペラは、ペイル社の動きを警戒している会話もあった。普通に考えるとプロスペラとベルメリア・ウィンストンは対立関係になるが、ベルメリア・ウィンストンがそもそもペイル社のやり方に面従腹背の場合は、二人で共闘してペイル社を出し抜く可能性もある
プロスペラの部下ゴドイ。ペイル社の動向を直ぐにキャッチする
© 創通・サンライズ・MBS
ロミジュリったら許さないからね!
ところでまた「シェイクスピア」ネタが
嫉妬の塊、ミオリネ
© 創通・サンライズ・MBS
スレッタとエランを引き離そうとする、ミオリネとグエル。遂に二人して「コイツは敵だから」と共闘する展開に。